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goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

某シリンダのクリアランス

2008年08月12日 | オートバイ
クリアランスネタが続くのだが・・・

理由はエンジンの異音とクリアランスの関係が気になっているからだ。

昔から「リング音」だとか「ピストンの首振音」とか言われているが、実際はどの程度のクリアランスで
どのような異音になるんだろうか?

手順としては、手持ちの中古シリンダとピストンを片っ端から測定し、同じ枯死した・・・いや、腰下
に組み込んで音を聞くという単純な方法が一番かも・・・

もちろんルーペを準備した!

いろいろと測定を進めていくと気になってくるのがシリンダ内径の差だ。

マニュアルにはシリンダの上中下でそれぞれ90度のアングルで内径を測定し、最大差が0.05mmを
超えている場合、ボーリングを推奨している。(ミニトレ系の場合の数値)

手持ちのシリンダの内すでに2個でこの数値を上回っている。

う~ん、これぢゃぁ、異音の検証以前の問題かも?

ちなみにボーリング後各部の最大差は0.01mm以内と記載されている。

と言うことで、気になっていた某有名社外シリンダの測定なんぞをしてみた。


ノ○チ製のシリンダで、材質がアルミなのでメッキ処理をされていると思う。
もちろん中古なのだが、メッキの硬度が高いのか、シリンダ内壁は非常に綺麗!

どのような状況で使用されていたかが不明なので、なんとも言えないが各部の差は0.01mmに収まって
いるのがすごい!

メッキ加工の効果なのか、使用期間が短いのかがわからないのが残念だ。

ピストンも測定してクリアランスは0.04mmとマニュアル指定の数値だった!(あくまでも純正指定値)

ピストンはシングルリングで、シリンダの各ポートもそれなりに広かった。

また各ポートのエッジは綺麗に仕上げられている。


気になる方もいると思うので、ポートの一部(排気と掃気)を紹介!

ちなみに僕はまだこのピストンとシリンダを組んでエンジンはかけていない。



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お詫びと訂正(クリアランス値)

2008年08月12日 | オートバイ
昨日、「クリアランス」の話題を書きましたが、数値が気になり本日再度測定をした
結果、マイクロメータの目盛りを読み間違えていたことに気が付きました。

正確な数値は下記の通りです。

GR君に使っていた50ccシリンダは0.07mm

57ccシリンダは0.045mm

0.025mmでは小さすぎると思い、再度測定をして気が付いたと言う間抜けな話でした。

ここにお詫びと訂正をさせていただきます。

つまり・・・0.02少なく読み取っていたようで、真剣にメガネでも買おうかと思った次第!

どうしても老○鏡に抵抗があるのだが、数値を読み間違えてはなぁ・・・



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