知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

オランダ柔道家ルスカの死

2015-02-16 08:07:18 | 追憶
2月14日にルスカが死んだそうだ。74歳
個人的にはアントニオ猪木のバックドロップに敗れたウイリアム・ルスカとして記憶しているが、報道ではドイツ語風のビレム・ルスカとなっている。
1972年ミュンヘン五輪で柔道男子の93キロ超級と無差別級の2冠を果たした。

1940年、アムステルダム生まれ。

1984年ロサンゼルス五輪を最後に無差別級が廃止されたため、五輪の柔道2冠は唯一ルスカが達成した記録として残っているそうだ。
東京五輪の男子無差別級を制して日本に衝撃を与えた故アントン・ヘーシンクとともに、オランダが生んだ偉大な柔道家と評価される。
猪木とプロレスなんてやらない方が良かったのではないかと思う。
プロレスは、ショー。
今では公然の事実だが、あの頃は真剣に観ていた。
どう見ても猪木よりもルスカの方が強く見えた。

多分、本当はルスカの方が強かったと思う。

昨日、猪木対ルスカの試合をビデオで観直した。
ルスカはやはり猪木よりも強く見える。