知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

さて師走です…今年は何がやれたろうかと

2006-12-01 06:53:55 | Weblog
人生の半分を過ぎ(多分)、だんだん残りの人生が少なくなってくると、マズローの話じゃないですが、自己実現という問題を意識し始めます。
若い頃は、楽して金を儲けたいという煩悩の支配が強い傾向でしたが、近年は何かをより遂げなければと言う気持ちが強くなってきました。
長州藩の高杉晋作があれだけ太く短く生きたのも、もしかしたら彼は自分の命を知っていて、何かやらなければいけないというような気持ちがあったのかもしれません。
「おもしろきこともなき世におもしろく」そんな辞世の句を残して、誰かに下の句を「すみなすものは心なりけり」とつけてもらいたいものです。