リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

縦書き、横書き、斜め書き

2019年03月16日 | 日々の風の吹くまま
3月15日(金曜日)。晴れ。今日はローマ時代の政治家ジュリアス・シーザーの運命の日だったIdes of March(3月15日)。この日に用心せよと言う不吉な予言があったのに出かけて行って暗殺されてしまった。シェイクスピア劇によれば、予言した占い師に出勤途中に会って「3月15日が来たが(何ともないじゃないか)」と言って、占い師に「来たけどまだ終わっていないよ」と返されている。シーザーはその日の訪れと共に凶事が起きると思ったのかな。朝が来て何も起こらなかったから、「なぁんだ、予言は当たらなかったじゃないか。あのへぼ占い師め」と安心しちゃったのかな。だとしたら、ローマ時代にだって1日は24時間あったのに、何ともデジタル的なピンポイント思考だなあと思うけど、現代のミレニアル族の思考に通じるところもなきにしもあらずかな。

平治郎の脚本の横書き打ち込みが終わったので、この件はひと休み。縦書きでは読んで理解するのが精一杯だったのが、横書きだと読みながら舞台のイメージまで浮かんで来るから、ほんとにワタシって変な人。デジタル機器はみんな横書きだし、縦書きの文章を読むことがなくなって久しいからだろうと思っていたけど、何でも読字障害というものがあるそうなので、何のことかと思って調べてみたら、識字障害とかディスレクシアとか呼ばれるあれ。でも、元々横書きオンリーの英語はぜんぜん問題なしだし、日本語だって横書きならすんなり読めてわかるから、ワタシにはあてはまらないような感じだけど、もしかして縦書きだけのディスレクシアがあるのかな。まあ、昔は問題なかったはずだし、内容がすらすらと頭に入らないだけの話で、文字はちゃんと読めて、読みながら同時に打つのはもたついたけど、ちゃんと横書きにタイプできたんだから、それはないか。

人間世界では古代からいろんな言語が生まれては消えて来たわけけど、縦書きもあれば横書きもあって、横書きは左から右が大半らしいけど、逆に右から左に流れるのもあるし、縦書きの行だって、右から左だったり、左から右だったり。何と下から上に縦書きした言語もあったらしいけど、斜め書きってのは聞いたことがない。漢字圏では、中国語の簡体字が横書きだけになったらしいから、今でも普通に縦書きと横書きどっちでもというのは日本語だけなのかな。ふと思ったんだけど、右から左への縦書きだと、右利きの人は手が汚れないんだろうか。

いい芝居を観てやる気満々

2019年03月14日 | 日々の風の吹くまま
3月14日(木曜日)。曇り。気温上昇中。もう雪は降らないだろうな。ばんざぁ~い。今度こそスノーブーツを地下の収納ロッカーに片付けても大丈夫そう。

ゆうべはArts Clubの『Redpatch』のオープニングで、車で行くと言っていたカレシが土壇場で電車で行くと決めたので、帰りに急な坂を上らなくてもいいように駅まで車で行って、下の駐車場に置いて、メインストリート駅まで電車で25分。そこからオリンピックヴィレッジ(元選手村)のBMOセンターの劇場まではフォルスクリーク沿いに歩いて10分ほど。バンクーバーなんかマイホームは庶民には手が届かないし、物価は高いし、何やかやと税金が高いし、タウンタウンは自転車専用レーンだらけで郊外から車で行くとひと苦労するのに、「住みやすい都市」の世界ランキングでいつも上位に入るのが不思議なんだけど、サイエンスセンターとダウンタウンの明かりがフォルスクリークの水に映る夜景を見ると、ついなるほどと思ってしまう。
   
   フォルスクリークの夜景
   
   昼間のフォルスクリーク

ガラス張りの吹き抜けのロビーを見下ろす二階の会議室でのレセプションでは、新しい趣向として制作関係者との交流会のようなものがあって、研修生として丸抱えする零細劇団のム第1号として『Redpatch』を制作したグループの今後の夢や抱負を聞いて、みんなで乾杯。スペースの制約で今シーズンからレセプションの招待枠を縮小したので、集まったのは芸術監督サークル(ADC)の中核メンバー40人くらい。経歴や社会的地位は様々だけど、みんな芝居が大好き。ほぼ毎回顔を合わせているから、やあやあで始まって、ワインを片手に和気藹々の芝居談義が弾んで、劇場に入るまでのひとときがとにかく楽しい。

霧深い海岸の岩をモチーフにしたステージは感動的だった。第1次世界大戦の戦場風景と主人公の記憶と妄想が交錯するいくつもの場を、先住民伝説のカラスとミストと照明とサウンドでシームレスにつなぎ、戦闘シーンはダンスシーンのように様式化されて、何となく歌舞伎的な要素も感じられた。演劇学校で出会って10年という3人が主宰する小劇団ながら、なかなかやるじゃないのという印象。ワタシがぶち上げた先住民の演劇交流にぴったりのグループだという気がして、今横書きに打ち込んでいる平治郎の脚本を早く仕上げて英語訳にかからなければと言う意欲を満々にかき立てられて帰って来たのだった。よし、がんばるぞ。

表口があれば裏口があるもので

2019年03月14日 | 日々の風の吹くまま
3月13日(水曜日)。晴れ。来週は最高気温が2桁になって、16、7度まで上がると言う予報もある。ほんとに、ほんとにやっとこさ春の到来らしい。時計の上ではもう「夏時間」なんだからそう来なくちゃね。東の方、トロントの新聞も時計を進めたり戻したりするのはもうやめようという趣旨の記事を載せていたし、隣のアメリカではトランプ大統領が「ずっと夏時間のままでかまわないよ」とツィートしたそうで、今度こそほんとに廃止への流れが強まって来ている感じ。

そのアメリカでは有名大学の裏口入学スキャンダルが勃発して、元カナダのプロフットボール選手のバンクーバーのビジネスマンも訴追されてひと騒ぎ。今のところはアメリカの富裕層やハリウッドのセレブが引っかかっているけど、そのうち中国やインドからの留学生にも手が伸びるんじゃないかという気がするね。日本のような大学入試がない代わりに、センター試験のようなものがあるんだけど、替え玉受験させたり、もろに賄賂で子供がやったこともないスポーツの選手枠で入学させたりする裏ビジネスで、何でも600億円も儲かったというから、子供の将来を思う親心にうはうはというところか。まあ、親の見栄が本音かもしれないけど、だとしたらいかにも承認欲求の時代らしいスキャンダルだな。

高校時代のワタシは。学校が大嫌いで、さらに4年も大学に行くなんてまっぴらごめんという気分だったから、進路指導の先生があの大学、この大学としつこく受験を勧めるのを断るのに辟易していた。今となってみると、大卒サラリーマンの嫁さん候補は高卒が引く手数多だった時代だったから、もしかしたら嫁の貰い手がなさそうなワタシは生涯独身でも生きて行けるように大学に行った方がいいと考えたのかもしれないな。最後に思い余って東京商船大学に行きたいと言ったら、「あそこは男子だけだからダメ」と言われてしつこい進学指導はチョン。でも、本気で外航船の船長になりたかったんだけどな。

ま、日本ではワタシが高校生の頃にすでに新聞をにぎわしていたし、学歴がお金や地位に直結する世の中だし、「裏口入学」なんてのは人間のいるところなら世界のどこにでもあることじゃないのかな。結局は大学に行かなかったワタシだけど、それを一度も後悔したことはないのは、ワタシなりに勉強して来たし、たくさんの幸運にも恵まれて、大卒とあまり遜色のない人生を送れたからかもしれないな。

風邪には熱々でおなかにやさしいものを

2019年03月13日 | 日々の風の吹くまま
3月12日(火曜日)。曇り時々晴れ間。朝起きたらルーフデッキにべちゃ雪。下の道路には雪が降った気配がないから、また「高台では・・・」に引っかかったみたいで、んっとにもう。でも、昼前にはすっかり消えて、天気予報では週末にかけて平年並みに近い気温になるという予想。おお、やっとこさ春が来るのね。

カレシは夜の間ずいぶん咳をしていたけど、きのうのようにだるくないと言うことでちょっと安心。でも、何だか声がしわがれて来たので、今日はスカイプでの英語レッスンはキャンセル。話しかけて来てうるさいときに遠慮なくShut up(黙れ)と言ってやると、「じゃあ手話で話そうか」とわざとこっけいなジェスチャーをするから、咳き込むのは笑いこけるワタシの方。ま、そうやってやり返して来る元気があるのは回復に向かっているってことだね。血圧や血液検査の数値の上では完全な健康体でも、ステント2本、バイパス3本で動いている心臓なんだから、ただの風邪だと思っても無理は禁物。

風邪のウィルス退治は体を温めるのが一番なので、熱がないから朝風呂で芯まで温まって、ランチはスープと共に我が家の定番になったコンジー。今日のはベースの発芽玄米、しょうが、ねぎ、ごま油に、鶏のもも肉と(塩無添加の)チキンだし、にんにく、しいたけ、そして青梗菜の葉っぱの部分。お米は好きだけど精白米の甘いご飯は好みじゃない2人なもので、カリフォルニア産のいろんな種類の玄米を毎日の付け合せ用に買い置きしてある。玄米でも発芽玄米なら2、3時間かければとろりとしていながらまだ歯ごたえが残っているお粥になるので、今日は長粒米、赤米、黒米の発芽玄米のミックスで。コンジーって、基本的なレシピがあればできあがりは自由自在。スーパーのパッケージが2人には大きすぎて少量使い残した肉やそのときに冷蔵庫にある野菜を使えるので便利だし。

晩ご飯はポットローストの残りでビーフストロガノフ。カレシはステーキが食べたいと言ったので、買い物に行って大きなリブアイステーキを1枚と皮の赤いじゃがいもとご希望の芽キャベツを買って来たけど、こっちは明日の晩ご飯。でも、明日は『Redpatch』のオープニングで6時半からレセプションがあるから、あさってまでお預けかな。芝居には何としてでも行くと言うカレシ、明日は咳も収まって元気になっているといいけど。うん、大きなマグに熱いココアを作ってあげよう。よく眠れるように。

どうも風邪を引いていたようで

2019年03月12日 | 日々の風の吹くまま
3月11日(月曜日)。曇り。またぞろ降雪注意報が出ていて、雪混じりの雨(高台では雪)の予報。ほんとに、ほんとにこれで最後にして欲しいもんだ。何たってきのうから「夏時間」なんだから。春より先に夏が来るなんてどうかしてるんだから。ほんと、冬はもうやぁ~だ。

今日のカレシは風邪気味で、熱があると言えるほどじゃないけど、ひっきりなしに鼻をかみながらソファでごろごろ。急性の副鼻腔炎だと思っていたワタシの鼻づまり、もしからしたらあれは鼻かぜだったのかな。たしかに初めのうちはくしゃみが出て、皮膚が何となくざわざわしていたし、喉も(鼻の後ろの方が)ひりひり痛かったっけ。でも、ぜんぜん熱っぽくなかったし、体がだるいという感じもなかったし、とにかくオフィスのくずかごがティッシュで溢れるくらいせっせと鼻をかんでいるうちに治ってしまった。やれやれ、ワタシって、元気が良すぎるみたい。子供の頃はよく熱を出しては学校を休んで、母に蒲柳の質だからねと言われたもんだけど。

ランチはおなかも心もほかほかになるスープ。今日はマッシュルームとライスのミックスにマッシュルームをどっさり炒めて加えて、ポルチーニきのこの粉末で味をアップして、最後にとっときの白トリュフのオイルを垂らしてできあがり。カレシの食欲の方は旺盛なので、おいしい、おいしいと言いながらボウルに大盛りの熱々スープを食べて、ちょっと元気が出たみたい。午後はせっせとハーブティーや紅茶を入れてあげて、夜は熱々のココアと、にわかナースは忙しい。でも、カレシ、昔はちょっとした風邪や不調で機嫌を悪くしては奥さんに当り散らして困らせたもんだけど、今は何とも模範的な患者ぶり。年と共に人間が丸くなったということかな。

マンション暮らしだと、全館を強制換気しているので、冬の間の特に冷え込んだときなどは室内の空気がすごく乾燥するし、エレベーターでいやでもいろんな人たちと一緒になるから、風邪のウィルスを避けるのはけっこう難しい。外出の後はうがいをするとか手を洗うという防衛手段はあるけど、管理会社から指示されている「1日最低8時間換気」を(タイマーをオフにして)やめてもまだ相対湿度が30%という状況では、どれほどの効果があるのやら。まあ、2人ともインフルエンザと肺炎の予防注射はしてあるし、ワタシの鼻づまりが始まったときに、ティッシュを12箱買って来てあるし・・・。

遊んだ土曜日、勉強した日曜日

2019年03月11日 | 日々の風の吹くまま
3月9日(土曜日)。晴れ!いいねえ。雪よ、さよならって感じで、バルコニーに立っていても外を歩いていても、まぶしいくらいの日差しはとにかく気分がいい。これなら床掃除にも弾みがつくというもので、ついでに(外に干せるわけじゃないけど)洗濯・・・。

銀行から去年の分の個人年金(RRSP)払い込みの公式レシートをアップしたというメールが来たので、さっそく銀行のサイトを通じて系列の証券会社のサイトからダウンロード。このレシートがないと掛け金を所得から控除できないので、しっかり印刷して税金関係のファイルに保管。満71歳になる年(つまり今年)の末までに蓄えた資金を個人年金基金(RIF)に変換して、年金として引き出さなければならないんだけど、その前にあと1回だけ70歳だった去年の勤労所得に対しての払い込みができるらしい。まあ、仕事をしたのは9月までだったので、経費や減価償却費を差し引いた後の事業所得は29年間で最低の額だから、払い込める掛け金もごく少額だけど最後だから払い込んでおくかな。

☆☆遊びに夢中で☆☆☆

3月10日(日曜日)。晴れ。今日から「夏」時間。寝るときに主だった時計の針を1時間進めておいたので、枕もとの時計の8時20分はきのうの7時20分。寝たのが11時半過ぎで、新時間では12時半過ぎだから、睡眠を1時間端折られたと言う感じはしないな。まあ、このあたりがあまり時間に縛られないリタイア組のいいところかもしれない。切り替え後の月曜日は特に交通事故や心臓発作が急増したり、日没が9時、10時なるためクーラーの使用時間が長くなってエネルギー消費が増えるという研究があって、だからこそ「もうやめようや」という声が高まって来たわけ。今度こそは廃止につながるといいけど、100年続いた制度は簡単には消えるもんじゃないから・・・。

今日は11時半からBMOセンターでArts Clubの次の作品『Redpatch』についての集まりがあるので、カレシのランチ(ツナサンドイッチ)を作っておいて、10時半に出発。カレシが途中までウォーキングでついて来て、ロイヤルアベニューの角でじゃあねとワタシは右、カレシは回れ右。日曜日で天気がいいせいか、メインストリート駅に近い(ゴルフボールみたいな)サイエンスセンターの前は親子連れが大勢。フォルスクリークの向こう岸は高級タワマンが立錐の余地もないくらいぎっしり。でも、マリファナが解禁になってから、いつもどこからかスカンクの屁のような臭いが漂っているような・・・。

集まりと言っても、Arts Clubの研修劇団第1号であるハードラインプロダクションの創作劇の発想から制作に至った経緯についての発表会のようなものだからごく少人数。おかげで若い主宰者2人とゆっくり先住民演劇交流の話をすることができて、日本から持って来た脚本とその土台になった平治郎研究会の資料集を持参したこともあって、かなり踏み込んだレベルの関心を持ってもらうことができた。『Redpatch』は第1次世界大戦に従軍した先住民兵士の物語なので、平治郎の物語と根底で通じるものがあるという気がする。水曜日のオープニングのレセプションでローカルの創作劇発掘に力を入れている副芸術監督のスティーブンも交えて話そうねということになって、うは、ワタシの老後プロジェクト、小さな、小さな1歩前進・・・。

お開きになったのは1時近くで、すきっ腹で急な坂道を上って来て、いつ買ったのか忘れてしまったカップ麺をかき込んでひと息。芝居作りの過程全般についてもすごく勉強になって、大収穫の日だった!

縦書きは読みにくい

2019年03月09日 | 日々の風の吹くまま
3月8日(金曜日)。曇りのち晴れ。起きたときにはルーフデッキも歩道も真っ白だったけど、せいぜい1、2センチから溶けるのは早い。予測最高気温は7度。積もったのはメトロバンクーバーでもニューウェストの東隣のコクィットラムと川向こうのサレーだけらしくて、側杖を食ったようなものかな。

こんな天気じゃ足元も危なっかいからと、今日はウォーキングは休み。カレシが鼻づまりと鼻水がひどくなって来たと言っていて、風邪ではなさそうだけどちょっと元気がない。ワタシが先々週の終わりに何となく寒気がして、1週間前に歯を抜いてからは鼻をかむと血が混じるようになって、特に起き抜けにきったない塊が出て来ていたので、もしかしたら風邪気味だったのが副鼻腔炎に発展して、それをカレシにあげちゃったのかな。そう言えば1週間くらい左目のコンタクトの座りも悪くて、この2日は右目いだけレンズを入れて我慢しているけど、関係あるかな。まあ、これは眼科の先生に聞いてみないとわからないか。

今日は1日中日本から持って来た脚本を横書きに変換する作業。縦書きの日本語はなぜか読みにくいな。デジタル時代は画面に出て来る日本語の文書もみんな横書きだし、英語は元から横書き一本槍で、長いこと横書きばかりだったから、目を左から右へ流して読むのに慣れていて、縦書きで目を上下すると、脳の信号解読システムが狂うのかな。とにかく縦書きではイメージもわいて来ないので、いったん横書きにしてから英語訳の構想を練ることにしてみたら、縦に読みながら横に打ち込むのってけっこう疲れるけど、内容はすいすいとイメージになって浮かんで来るから不思議。

ところが、ローマ字入力なもので、英語ならそのまま指がパカパカとスペルを打ってくれるけど、縦の日本語を読みながら、漢字や仮名一文字ごとにローマ字に分解しながら打つというのはまた何ともしんどい話。たとえば「郵便局長」は「ゆうびんきょくちょう」と頭の中に入れてから、「yuubinkyokuchou」とローマ字化して打たなければならないし、おまけに「i」のキーを担当する右手中指の動きが悪くなっていて、薬指のoと人差し指のuの間によけいなiを入れてしまうので、日本語変換は???。そのたびにBSキーでポンポンと消して打ち直さなければならないのでまだるっこしいったらない。さらには読めなくなった漢字があったり、聞き慣れた熟語が変換候補に出て来なかったりで、あぁ~あ・・・。

おいしくできたら三重花丸!

2019年03月08日 | 日々の風の吹くまま
3月7日(木曜日)。雪、雨、曇り、青空、雹、いろいろ。1日中、ルーフデッキも下の道路も真っ白になったり、雪が溶けたりと忙しくて、しまいに夜にはえんどう豆くらいの雹がばらばらと降って来た。ところによっては雷雨ならぬ「雷雪」があったというから、いったいどうなってるんだろう。夏でもそんなに雷が鳴ることはないんだけど、冬に雷なんて、クレージーとしか言いようがないな。

シーラが来て、バスルームの掃除。先週来るはずが、バンクーバーで留守番サービスをしているお客さんの予定が変わったせいで来れなくなったから、何だかほんとに久しぶり。掃除をしてもらっている間に、ワタシはランチのボルシチ作り。ラングレーが若い夫婦がこういう便利でおいしいスープを作っていて、スーパーにはないけど、通販で買えるのよと見せたら、「あら、この次は私の分も注文してよ」。うん、それはいいね。12本買えば送料は無料で、一度に大量に出来るから1食の単価は低くなるし、共同購入ってやつね。ということで、カタログのURLとおまけで入ってきたチャウダーのミックスをお試しに持って行ってもらった。キャベツとビーツをたっぷり入れてとろとろ煮た新作製品のボルシチは三重花丸!

午後に雪だか雨だかよくわからない天気の中を10番アベニューまでウォーキング。通りすがる人たちと交わす挨拶は「ヘンな天気だねえ」。ほんとにヘンな天気。犬の散歩をしている人がけっこういて、なぜかどの犬もセーターを着ているからおかしい。毛の色とセーターをコーディネートしたみたいなおしゃれなわんちゃんもいて、信号待ちでワタシにすり寄って来たので、撫でてあげちゃった。なぜかよくわからないけど、マンションのエレベーターで一緒になるわんちゃんみんなに少なくとも1度はペロペロとやられているし、ワタシってわんちゃんに好かれるみたい。昔は道路で遭遇する犬が怖かったし、今だって好きなわけじゃないし、ワタシの足をなめても花丸級のいい味がするわきゃないと思うんだけどね。

晩ご飯は超久しぶりの「フィッシュケーキ」。要するに魚コロッケ。冷凍のスケトウダラの切り身を買って来てあったので、解凍して茹でてほぐして、じゃがいもの茹でて潰して、これに買ったものの難に使おうとかと思案していたプラスチック容器入りの蟹の剥き身を加えてみたら、ちょっぴりご馳走風のコロッケ。思いのほかおいしくできたから三重花丸!

政治家の株も上がったり下がったり

2019年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月6日(水曜日)。曇り後雪がちらちら後雨っぽい雪。「高いところ」に当たるらしいルーフデッキはべちゃ雪で白くなるし、せっかく何度も雪に埋もれてはがんばって持ちこたえて来たクロッカスはまた雪下になっちゃうし、もう、やぁだ。日曜日には時計が「夏時間」に切り替わるってのに・・・。

夏時間への切り替えと言えば、去年州のホーガン首相が何万通も廃止を求めるメールをもらったと言ってたけどどうなったのかなと思っていたら、新聞に首相が2、3月後に何か発表するような発言をしたという記事。何でも、去年の秋にアメリカのカリフォルニア州では住民投票で夏時間を通年化することに60%が賛成したそうだし、すぐ南隣のワシントン州でも1月に夏時間に1本化する法案が州議会上院に提出されたそうだから、カリフォルニア州とワシントン州が切り替えを廃止したら同じ時間帯のBC州も追随すると言うことらしい。カナダもアメリカも他に廃止を検討している州は多いそうだし、EUでも同じ動きがあるそうだし、年2回時計の針を進めたり戻したりしても経済的に何の利益もなくて、逆に心臓発作や交通事故、さらには犯罪が増加するだけだそうだから、思い切って廃止しちゃおうじゃないの。ホーガンさんの株も上がると思うよ。

政治家の株といえば、急激に柄苦衷のなのがカナダの首相トルドー君。若いし、まあまあイケメンだし、毛並みはいいし、就任早々に颯爽と男女同数の閣僚を任命して世界中の女性活動家たちからアイドルみたいに称賛された「リベラルの新星」だったんだけど、汚職の容疑のかかったケベック州の巨大ゼネコンについて首相府から法務大臣に起訴しないように圧力がかかったというスキャンダルが勃発。その法務大臣初当選した女性で先住民のウィルソン=レイボルド議員。格下の閣僚ポストに回されて内閣を辞任したあたりで一気に表面化して、トルドー君の株は下がるばかり。

ケベック州は汚職疑惑の温床みたいなところで、渦中のゼネコンもケベックの大企業。トルドー君はケベック出身の2代目で、ケベック選出だから、ああ、やっぱりね。先住民の新米女性議員を法務大臣に選んだのは大抜擢に感激して言うことを聞くと見くびったのかな。元々マリファナ合法化でミレニアル族の票をかき集めて選挙に勝ったようなもんだけど、トルドー君を新しい政治家と手放しで称賛した人たちは金メッキが剥げた今、どう思っているのか・・・。

今日はうれしいものが届いて

2019年03月06日 | 日々の風の吹くまま
3月5日(火曜日)、曇り時々晴れ。何かまたぞろ「雪混じりの・・・」なんて予報を出しているけど、いい加減にして欲しいなあ、もう。

昼前にスープミックスを注文してあった郊外のラングレーにあるSimply Delishから「今日届きますよぉ」とメール。おお、うれしい。ほどなくして小包の受取り代行から「届きました」とメールが来たので、さっそく引き取りに行ったら、いけない、代行料を払う小銭を忘れて来ちゃった。カード入れしか持って来なかったので、オフィスをやっているマーナにデビットカードで払ってもいいか聞いたら、「この次でいいわよ」。借用証を書こうかと言ったら、「そんなめんどくさいことやめてよ」。まあ、かなりしょっちゅう宅配で来る通販の品物を受取ってもらっているので、すっかり顔なじみになってファーストネームで呼び合うようになったおかげで、お金を取りに戻らずに済んで助かった。ありがと!

それほど重くない箱を抱えて帰って来て、さっそく開けたら「おまげ」が1本出て来た。合計で1万円を越えると送料が無料というので、チャウダーを3本、ビーフバーリーを3本、マッシュルーム&ライスを2本、ミネストローネを2本、新作のボルシチを2本注文してあって、おまけは特に気に入っているチャウダーのミックス。こんなにあったら1ヵ月毎日ランチにスープってことになりそういだけど、一般のスーパーでは売っていないし、乾物だから日持ちするので、まとめ買いが一番。さっそく「着きました」とメールを送って、明日のランチはボルシチにしようかなあ。
   

買い物の帰りに郵便箱をのぞいたら、おお、アマゾンに注文してあった本だ。アフガニスタン生まれのアメリカの作家(で医者)のカレド・ホセイニの小説を舞台劇化した『A Thousand Splendid Suns』の脚本。Arts Clubが来シーズン第1作として選んだ作品で、東京の先生が脚本が手に入らないかなあと言っていたので、アマゾンで見つけたのを(自分用を含めて)2冊注文してあった。アフガニスタンのカブールを舞台にした2人の女性の物語で、さっそく読んでみたら、背中がぞくぞくするようなドラマ。アメリカ人になっているとはいえ、アフガン人の男性が書いたアフガン女性の悲劇的な物語なんだけど、視線は「アメリカの作家」なことにすごい感銘を受けて、ワタシ自身のアイデンティティについての思案にスポットライトを当ててくれたような気がする。さっそく先生に送ってあげなくちゃ。


ハーフの国籍選択問題も難しい

2019年03月04日 | 日々の風の吹くまま
3月4日(月曜日)。晴れ。春らしくなって来た。クィーンズパーク地区を歩いて来たら、いたるところにクロッカスとスノードロップ。雪が溶けた歩道の芝生の上にころんと落ちていた枝の切れ端、年輪がきれいでつい拾って来ちゃったけど、さて、どうしようか。何か飾りを作ってみようかなあ。
   

ゆうべのお客さん一家とのディナーはほんとに楽しかった。実際はリタイアしたからもう「お客さん」じゃなくて、先生と奥さんとハーフのお嬢さんの家族付き合いの友だち。去年スキー旅行でウィスラーに来たときは帰国前に我が家に泊まって行ったし、私たちが日本に行った秋には泊りがけで遊びに行ったけど、今年のスキー旅行はお嬢さんも一緒なのでホテル泊まり。カレシが作ったマティニが病みつきになったそうで、奥さんとお嬢さんのショッピングが終わるまで、ホテルに近いBacchusラウンジで落ち合ってマティニを一杯。全員揃ったところで、私たちのお気に入りレストランを2つおススメとして紹介して、先生が選んだBlue Water Caféへ。

魚料理をおいしいと喜んでくれて、話が弾むことしきり。一人娘のお嬢さんに初めて会ったのは中学生になりたての頃。高校時代にはファッションモデルをしていた、竹久夢二の大正ロマンの美人画を思わせる美人。アメリカの大学を卒業してそのまま落ち着くのかと思っていたら、日本に行ったボーイフレンドを追いかけて戻って来たとか。日米の二重国籍で、選択する年齢を過ぎたけどまだ決められない。今までは放っておいて何ともなかったのが、最近は日本政府がうるさくなって来ているらしく、その時になったらアメリカを選ぶだろうと思うけど、日本国籍を取り上げられるのは自分の根っこを引き抜かれる感じがすると。うん、ワタシのように大人になって移住した国の国籍になったのと違って、アメリカ国籍のパパと日本国籍のママの間に生まれたんだもの、どっちも自分の国なんだよねえ。

土曜の夜の集まりで芸術監督のアシュリーと話をしていて、「日本に先住民族がいるなんて知らなかったわ」と言ったとき、ああ、日本は単一民族国家ということになっていて、それが日本の「顔」だからねえと答えたけど、生まれつきの二重国籍を認めないのも、同じ思考が根底にあるのかもしれないな。彼女のようなケースに限って両親の国籍を受け継いで保持することを認めてやればいいのにと思うんだけど、「半日本人」は困るってことなのかな。

文化的なアイデンティティの問題

2019年03月04日 | 日々の風の吹くまま
3月3日(日曜日)。晴れ!まぶしい日差し。この先はもう雪が降ることはなさそうだな。たぶん。今日は長年仕事で引き立ててもらった日本のお客さん一家がスキー休暇で滞在していたウィスラーから下りて来て一緒に食事することになっていて、夕方にダウンタウンへ電車で出かけるので坂道ウォークは休み。今回はお嬢さんも一緒で、アメリカの大学に行く前に会ったきりだから久しぶり。

ゆうべはひとりでArts Clubの集まりに参加。テーマは州内陸のオカナガン地方ケローナのインド系移民の農家に生まれた若い作家がチェホフの『桜の園』をベースにして書いた『Orchard』。集まったのはほとんどが若い演劇人で、民族や文化の枠を超える翻案について活発な質疑応答があって、ワタシにも勉強になった。先住民や収容所から解放されてオカナガンに留まった日系人も出て来て、日本語のせりふは日本人の翻訳者が「日系人」の性別、年齢、生活環境などに適した日本語のせりふに翻訳したということだった。うん、法律文書には法律文書の、学術論文には学術論文の、宣伝広告には宣伝広告の「言語」があるように、文芸作品では登場人物それぞれが持っている異なる人生や環境、経歴に基づく「言語」がその人の性格を語るんだから、一律に「標準日本語」に訳したら物語は生きて来ないと思う。

終わっての帰りがけに芸術監督のアシュリーが感想を聞いて来たので、個人的には自分のカナダ人としてのアイデンティティと、芝居や短編を書き始めてからずっと感じて来た「日本人として日本のこと書けば?」という微妙な圧力の間で、どんどん迷路の奥に入って行くような気がしていると言ったら、「あなたにはあなた独特の文化があるんだから、そこから書き出せばいいのよ」。ワタシ独特の文化って、44年の間どっぷり浸かっているカレシとその家族の「典型的労働階級のカナダ人」の文化が基盤のような気がする。つまり、ワタシが芝居に書きたいと思っている「普通のカナダ人」の文化。まあ、普通のカナダ人はいても、人種を超越した「普遍的なカナダ人」はまだ存在しないってことなのかもしれない。

考えることが増えちゃったけど、アシュリーがワタシがぶち上げた先住民文化交流プロジェクトに興味を持ってくれたので、今日は勢いづいて「吉良平治郎」の脚本を読み易いように横書きに打ち直す作業を開始。うん、ワタシの「母なる地」である北海道のことなら書けそうだという気がして来た。

詐欺のナンバーワンはロマンス詐欺だって

2019年03月03日 | 日々の風の吹くまま
3月2日(土曜日)。晴れ。今日は忙しい日。掃除をして、坂道ウォークに行って、玄関前のファーマーズマーケットでブリオシュローフを買って、モップかけてで掃除の仕上げ。けさは体重が減っていたりして、何かいまひとつ調子がヘンだったので、ちょっとくたびれたけど、青空を見ると元気が出るなあ。夜にはひとりでArts Clubの集まりに行くんだし、明日は日本からのお客さんとのディナーがあるんだから、調子が悪いなんて言ってられないもの。

テレビのニュースで詐欺の手口のトップ10と言うのをやっていて、報告のあった件数に基づくナンバーワンは「ロマンス詐欺」だったそうな。要するに、マッチングアプリとか婚活アプリとかデートアプリとかで知り合って、甘い言葉を交わしているうちにお金を貸してってことになるという、あれかな。まあ、恋愛ってお金が絡まなくてもも何となく詐欺っぽいところが無きにしも非ずと思うけど、オンラインだったら、適当に他人の写真を送れるし、経歴、年齢、その他諸々について嘘のつき放題だから、口のうまい詐欺師には願ったり叶ったりなんだろうな。

昔は教会や学校で若い男女が出会う機会が作られていて、そこから恋愛、結婚に発展することが多かったようだけど、みんなうつむいて携帯の画面を見つめているような今どきはそんな出会いのチャンスはないのかな。それどころか他人と目が合うのを嫌う若い人も多いようで、(すてきな)出会いがないと嘆いているうちに年月が過ぎてしまう。よく冗談に言う「There’s an app for that(そのためのアプリがあるじゃん)」はデジタル時代の他力本願のマントラみたいなもんだけど、そんなときに(科学的?な)アルゴリズムでぴったりの「運命の人」を探し出してくれる(と宣伝している)恋活、婚活のアプリは手軽で便利そうな感じ。

ソーシャルメディアの時代、人間同士みんなつながっているように見えるけど、実際にはあまりつながりっていないか、思い描いているようなつながりを得る(感じる)ことができないかで、みんなさびしいんだろうな。アプリひとつで手に入れられる「人とのつながり」で潤っているのはさびしい人たちよりも詐欺師たちの方なんて世の中にならないといいけどね。サーカス商売でひと儲けしたP.T.バーナムは「カモは1分ごとに生まれる」と言ったそうだけど、ネット時代のカモは1秒ごとに生まれるのかも。ま、ロマンスには関係がなくても詐欺には気をつけないとね。

申告しなきゃ税金をかけるぞって・・・

2019年03月02日 | 日々の風の吹くまま
3月1日(金曜日)。晴れ!いいねえ、何とも春らしくて。イギリスのことわざに「3月は獅子のごとく来て、子羊のごとく去る」と言うのがあるけど、今年は子羊のごとくやって来た。てことは、3月31日は「獅子のごとく」去るのかな。まあ、それは1ヵ月先の話だから神のみぞ知る。桜の開花はちょっと遅れるようで、バンクーバー恒例のサクラフェスティバルは今年は4月に入ってから。北海道生まれの我が家の桜の木、大きな鉢に植え替えた去年は3月の末に2つ花が咲いたけど、今年はいくつ咲くかな。

さて、3月の最初の仕事は先月からずっとデスクの上に放置していた書類の処理。州政府が住宅難対策として、所有者が(1年の半分以上)住んでいる自宅として登録していない住宅に投機税(空き家税)を課税することを考え付いて、対象地域に住居を所有する州民の99%は課税対象外になるんだから「今すぐ登録しましょう!」と送って来たもの。夫婦共有でも個別に登録しないとならなくて、おまけにオンラインか電話でしかできないと来ている。高齢者ほど持ち家に住んでいる率が高いだろうと思うんだけど、デジタル思考のミレニアル役人が考えたことなのか、コンピュータを使い慣れている高齢者がどれだけいるか想像もしなかったらしい。案の定、電話で登録しようとしてつながらなかったり、つながっても担当者が出るまで延々と待たされたりで、えらい不評を買っている。

まあ、今の州政府は社会主義政権だから、要はこの住宅難に別宅だの空き家だのを持っているのはけしからん、賃貸に出すか売るかしなければばか高い評価額に対して税金をかけるぞってことで、そうやって集めた税金はお手頃な住宅の供給を増やすために使うんだそうな。でもねえ、住宅難は家賃や住宅価格の高騰のせいなんで、何億円もする家やマンションが賃貸に出たり、売りに出たりしたところで、庶民である「住宅難民」に手が届くわきゃないだろと思うんだけどな。それに何億円も払って買った家を空き家のままにしておけるような金持には税金もビジネスのうちで想定内のことだろうし。

まあ、登録の期限が3月末だし、署名とかは不要なようだからと、カレシの分もまとめてさっさと処理したら、「Hello(こんにちは~)」で始まる何ともへつらっているみたいな確認メールが来て、しらけちゃった。これ、毎年やらなくちゃならないものじゃないといいけどね。

大好きなおかゆとコンジーなら毎日でも

2019年03月01日 | 日々の風の吹くまま
2月28日(木曜日)。晴れ。今日で2月が終わり。つまり1年の6分の1が過ぎたってことで、早いなあと言う気がするな。いいのかな、こんなに早くて。リタイアしたら1日が長くて時間を持て余すという話を聞くけど、リタイアしたはいいけどなかなかリズムに乗れなくて、かなぁ~りもにゃもにゃしていたわりには、何か早々と2ヵ月経ってしまったという感じ。でもまあ、期限付きの仕事がないのっていいもんだなあと実感するようになって来たから、弥生3月からは気合を入れてリタイア暮らしに専念できるかも。

きのう奥歯を抜いたばかりだけど、よく眠れたし、今日は顎の関節が(大きく開けていたから)ちょっと痛いくらいで、抜いた部分はもう何ともない。口を開けてのぞいてみると、赤黒い大きな穴が開いていたところはもうほぼ白くなっている。口の中の傷は治るのが早いからすごい。ジー先生に言われた通りに、穴の中で固まった血が抜け落ちてしまわないように、食事のたびにぬるま湯でそぉ~っと口をゆすいでいたので、ドライソケットになる心配もなさそう。血の塊が抜け落ちると、穴がきちんと塞がらずに骨が露出してしまって、そうなるとすごく痛いという話。やだやだ。でも、すぅ~っと冷たい空気を吸ってみても痛くないから大丈夫そうで、とにかく思いのほか楽に済んで良かったぁ。

抜歯後の穴が塞がるまではと、きのうのランチはお米たっぷりのジャンバラヤスープ、晩ご飯はしいたけを入れた和風の卵入りおかゆ、今日の朝ご飯はオートミールとバナナ、ランチは魚とホタテのコンジーと、ずっとおかゆ三昧。晩ご飯はリゾットを作るつもりで、オートミールもリゾットも要はおかゆなんだし、こういうときに具を変えるだけで毎日違う味を楽しめるおかゆは融通が利いていいね。ランチの海鮮コンジーは、我が家定番の発芽玄米と麦のミックスに日本の友だちが差し入れてくれた九州のレストラン茅乃舎のだしパックを中身ごと使って、フリーザーにあった使い残しのオヒョウとメバル、大西洋サケに冷凍のホタテとホッキ貝を加えて、刻みしょうがをちょっぴりと刻みねぎを入れて、能登輪島の海塩で軽く味付け。これはもうめちゃくちゃおいしかった!

これなら毎日三食おかゆとコンジーでもいいなあと思ってしまうけど、晩ご飯にカレシのとワタシのと別々のものを毎日作るのはちょっぴりめんどうになって来たから、明日からは普通の食事に戻ろうっと。