リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

政治家の株も上がったり下がったり

2019年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月6日(水曜日)。曇り後雪がちらちら後雨っぽい雪。「高いところ」に当たるらしいルーフデッキはべちゃ雪で白くなるし、せっかく何度も雪に埋もれてはがんばって持ちこたえて来たクロッカスはまた雪下になっちゃうし、もう、やぁだ。日曜日には時計が「夏時間」に切り替わるってのに・・・。

夏時間への切り替えと言えば、去年州のホーガン首相が何万通も廃止を求めるメールをもらったと言ってたけどどうなったのかなと思っていたら、新聞に首相が2、3月後に何か発表するような発言をしたという記事。何でも、去年の秋にアメリカのカリフォルニア州では住民投票で夏時間を通年化することに60%が賛成したそうだし、すぐ南隣のワシントン州でも1月に夏時間に1本化する法案が州議会上院に提出されたそうだから、カリフォルニア州とワシントン州が切り替えを廃止したら同じ時間帯のBC州も追随すると言うことらしい。カナダもアメリカも他に廃止を検討している州は多いそうだし、EUでも同じ動きがあるそうだし、年2回時計の針を進めたり戻したりしても経済的に何の利益もなくて、逆に心臓発作や交通事故、さらには犯罪が増加するだけだそうだから、思い切って廃止しちゃおうじゃないの。ホーガンさんの株も上がると思うよ。

政治家の株といえば、急激に柄苦衷のなのがカナダの首相トルドー君。若いし、まあまあイケメンだし、毛並みはいいし、就任早々に颯爽と男女同数の閣僚を任命して世界中の女性活動家たちからアイドルみたいに称賛された「リベラルの新星」だったんだけど、汚職の容疑のかかったケベック州の巨大ゼネコンについて首相府から法務大臣に起訴しないように圧力がかかったというスキャンダルが勃発。その法務大臣初当選した女性で先住民のウィルソン=レイボルド議員。格下の閣僚ポストに回されて内閣を辞任したあたりで一気に表面化して、トルドー君の株は下がるばかり。

ケベック州は汚職疑惑の温床みたいなところで、渦中のゼネコンもケベックの大企業。トルドー君はケベック出身の2代目で、ケベック選出だから、ああ、やっぱりね。先住民の新米女性議員を法務大臣に選んだのは大抜擢に感激して言うことを聞くと見くびったのかな。元々マリファナ合法化でミレニアル族の票をかき集めて選挙に勝ったようなもんだけど、トルドー君を新しい政治家と手放しで称賛した人たちは金メッキが剥げた今、どう思っているのか・・・。