リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日は自分にごくろうさまぁ

2019年03月31日 | 日々の風の吹くまま
3月30日(土曜日)。☀☀☀。いやぁ、あったかい!今日のウォーキングはセーター1枚で十分。クィーンズパークを歩いたら、桜も紅モクレンも白モクレンもコブシもボケも、みぃ~んな満開の大盛況。3週間近く前まで雪が降っていたなんて信じられないくらいの爆発的な春・・・。

おかげで調子に乗って朝から大車輪?の活躍。床の掃き掃除をして、ウォーキングから帰って来たら床のモップかけ。今日は午前と午後に引越しがあってエレベーターが1台ブロックされているので、ごみの処理は明日回し。月末は賃貸の契約が切れる時期だから、引越しが増える。家財道具の搬出、搬入にはエレベーターの独占利用を予約する決まりなので、引越しのたびに普通に使えるエレベーターが1台だけになって、呼んでもなかなか来ないし、やっと来たのに乗れば、まるで各駅停車で満員御礼。みんな「ご近所さんたちとお近づきになれて幸いですなぁ」と笑い飛ばすのが我がマンションのいいところで、気持がほこっとする。おかげで、互いの名前を知らなくても顔なじみになってロビーで言葉を交わすご近所さんがたくさんできて、住み心地は満点・・・。

いろいろとしまい込んであったものが次々と出て来て、そのたびに手を休めてしまうから、一時は遅々として進まない感じになる。すっかり茶色に変色した「陸軍」と印刷されている原稿用紙の裏には、戦争中に将校だった父がいた千島列島の島の山の風景の鉛筆スケッチ。半紙を閉じた手書きの歌集『島守抄』には島で父が綴った短歌。ページが茶色がかった何冊ものノートには父が娘たちに書き残してくれた「自伝」。拾い読みするだけでぽろぽろと出て来る涙を振り払って、せっせと本を運びまくったので、午後の買い物に行く時間までに3つの本棚が空になって、レクルームの床は本の山だらけ。収納先ごとに分けて、3つの本棚に戻すのは明日の仕事ということにして、ああ、今日はよぉく働いたなぁ・・・。

父の遺作と一緒に、2001年から2002年にかけてカレッジの創作講座を総なめにして書いた短編や詩や小説の断片も出て来て、あるクラスでそれぞれトラウマを抱えた級友たちと泣きながら書いたものもあって、燃え尽きて壊れてしまった「自分」を再構築していたワタシの心の軌跡がありあり。リタイアして自由になったこれからは思いっきり翼を広げて羽ばたいてみようという気満々になって、今日はどうもごくろうさまぁ・・・。