リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

詐欺のナンバーワンはロマンス詐欺だって

2019年03月03日 | 日々の風の吹くまま
3月2日(土曜日)。晴れ。今日は忙しい日。掃除をして、坂道ウォークに行って、玄関前のファーマーズマーケットでブリオシュローフを買って、モップかけてで掃除の仕上げ。けさは体重が減っていたりして、何かいまひとつ調子がヘンだったので、ちょっとくたびれたけど、青空を見ると元気が出るなあ。夜にはひとりでArts Clubの集まりに行くんだし、明日は日本からのお客さんとのディナーがあるんだから、調子が悪いなんて言ってられないもの。

テレビのニュースで詐欺の手口のトップ10と言うのをやっていて、報告のあった件数に基づくナンバーワンは「ロマンス詐欺」だったそうな。要するに、マッチングアプリとか婚活アプリとかデートアプリとかで知り合って、甘い言葉を交わしているうちにお金を貸してってことになるという、あれかな。まあ、恋愛ってお金が絡まなくてもも何となく詐欺っぽいところが無きにしも非ずと思うけど、オンラインだったら、適当に他人の写真を送れるし、経歴、年齢、その他諸々について嘘のつき放題だから、口のうまい詐欺師には願ったり叶ったりなんだろうな。

昔は教会や学校で若い男女が出会う機会が作られていて、そこから恋愛、結婚に発展することが多かったようだけど、みんなうつむいて携帯の画面を見つめているような今どきはそんな出会いのチャンスはないのかな。それどころか他人と目が合うのを嫌う若い人も多いようで、(すてきな)出会いがないと嘆いているうちに年月が過ぎてしまう。よく冗談に言う「There’s an app for that(そのためのアプリがあるじゃん)」はデジタル時代の他力本願のマントラみたいなもんだけど、そんなときに(科学的?な)アルゴリズムでぴったりの「運命の人」を探し出してくれる(と宣伝している)恋活、婚活のアプリは手軽で便利そうな感じ。

ソーシャルメディアの時代、人間同士みんなつながっているように見えるけど、実際にはあまりつながりっていないか、思い描いているようなつながりを得る(感じる)ことができないかで、みんなさびしいんだろうな。アプリひとつで手に入れられる「人とのつながり」で潤っているのはさびしい人たちよりも詐欺師たちの方なんて世の中にならないといいけどね。サーカス商売でひと儲けしたP.T.バーナムは「カモは1分ごとに生まれる」と言ったそうだけど、ネット時代のカモは1秒ごとに生まれるのかも。ま、ロマンスには関係がなくても詐欺には気をつけないとね。

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