リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

すっきりしてときめいていられるのは今のうち

2019年03月26日 | 日々の風の吹くまま
3月26日(火曜日)。☂☁☀。天気回復の予報通り、午後にはすばらしい青空。雨雲が過ぎ去って、ちょっと風があるせいか、東の山並みの上におもしろい形の雲がぷかぷか。
   

きのう確定申告の書類を会計事務所に届けて来たので、ビジネス関連の事務処理はほんとに、ほんっとにジ・エンド。今日はオフィスの整理整頓。先日せっかく紙の山を撤去したばかりのデスクの上に散らばった会計書類のコピーをファイルキャビネットに突っ込んで、事務用品を引き出しにしまい込んでの後片付け。本棚に辞書や百科事典の類はレクルームの本棚に何冊もある事典と一緒に棚卸しをして、仕事以外に使いようのあるものをオフィスにまとめることにするか。とりあえずデスクの上がきれいになっただけで、ひと区切りついたという気分。こんなにすっきりしたこと、なかったもんね。
   

ワタシの「オフィス」はカレシと共用しているオフィスの右側半分で、前と横の2面が天井から床までガラス張りなので冗談に「金魚鉢」と呼んでいるところ。夏はちょっと暑いけど、視界いっぱいに空が広がって、日当たりと眺望は抜群。夜になると一面の光の海で、遠くの交差点の信号の変わるのが見えるし、川向こうのハイウェイや上流のポートマン橋で数珠繋ぎになって瞬いているヘッドライトはきれいだし、その中を赤いライトが点滅しながら流れていくのを見ては「事故かな、事件かな」と野次馬気分。引っ越して来たばかりのときは、雲ばっかり眺めていては仕事にならないだろうと言われたけど、25年も外界が見えない半地下のオフィスに籠もって仕事漬けだったから、あの大空に吸い込まれそうな解放感は何にも替え難いものだったな。

まあ、デスクの上がまたぞろ紙の山になってしまうのは時間の問題だろうと思うけど、これからは今はやりのコンマリ流に人生がときめくものだけを置くように心がけてみよう。でも、あんまりすっきりしすぎたら落ち着かなくなってしまうかもしれないから、ときめいていられるのはたぶん今のうちだけ・・・。

エレベーターは早くなり、人は歩くのが遅くなり・・・

2019年03月26日 | 日々の風の吹くまま
3月’25日(月曜日)。☁☀☁☂。3月最後の週。朝のウォーキングをして来たら、超特急で所得税の確定申告の書類をまとめる作業。ゆうべやっと帳簿を閉めて、2018年度の収支を確定。ここまでは30年近くやって来て慣れているから簡単だったけど、帳簿上まだ残っている固定資産と減価償却費と現金の処理でひと苦労。ビジネスを廃業するのはこれが最初で最後なんだからしょうがないけど、法人にせずに個人事業主のまま在宅ビジネスとしてやって来たので、ググって回って要領がわかったら比較的簡単。貸借対照表の数字がぜぇ~んぶ「0」になったのを見たときはさすがにちょっと感傷的になったけど、調整や訂正が必要なら適当にやってくださいとメモを付けて、ジ・エンド。

会計事務所のあるダウンタウンのビルでエレベーターに乗るのに、去年まであった上り・下りのボタンがヘンなタッチパネルに変わっていて、呼出しを押したら「行先階を入力してください」。はあ?事務所の受付は11階なので「1」を2回タッチしたら、矢印で「左側のエレベーターAです」。指示通りに左端のドアの方へ行ってほどなくしてエレベーターが来たので、すぃっと乗ってドアの脇を見たら、え?え?え?何と、エレベーターの中にあるはずの行先ボタンがない!びっくりしているうちにドアが閉まって、すぅ~っと上昇して「11階です」。へぇ~。

事前予約制とか言うらしいけど、たしかにエレベーターを呼んだら「さっと来る」という感じ。大勢の人の出入りがあるオフィスタワーにはありがたい技術だろうな。問題の多い我がマンションのエレベーターもこうだったらいいのにと思うけど、今はそんなお金はないよね。効率的なエレベーターに感心しながら通りに出て駅に向かって歩いていたら、なんかやたらと人に追突しそうになってちょっとイライラ。のろのろと歩いているは必ずしも観光客だけじゃないようで、特に若い人たちの歩くスピードが目立って落ちているという印象。歩きスマホの連中はあたりまえみたいにのろまだけど、そうでなくてもとにかく鈍いっ!ワタシは昔からかなり早歩きの方だけど、それでも前を歩いている人たちに追突するなんてことは昔はあんまりなかったなあ。

早歩きは頭の回転を早めるそうで、成功者は歩くのが早い傾向があるとどこかで読んだけど、じゃあ、若い人たちの歩きが遅くなっているとしたら、この先の人間世界はどうなるのか・・・?