リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

遊んだ土曜日、勉強した日曜日

2019年03月11日 | 日々の風の吹くまま
3月9日(土曜日)。晴れ!いいねえ。雪よ、さよならって感じで、バルコニーに立っていても外を歩いていても、まぶしいくらいの日差しはとにかく気分がいい。これなら床掃除にも弾みがつくというもので、ついでに(外に干せるわけじゃないけど)洗濯・・・。

銀行から去年の分の個人年金(RRSP)払い込みの公式レシートをアップしたというメールが来たので、さっそく銀行のサイトを通じて系列の証券会社のサイトからダウンロード。このレシートがないと掛け金を所得から控除できないので、しっかり印刷して税金関係のファイルに保管。満71歳になる年(つまり今年)の末までに蓄えた資金を個人年金基金(RIF)に変換して、年金として引き出さなければならないんだけど、その前にあと1回だけ70歳だった去年の勤労所得に対しての払い込みができるらしい。まあ、仕事をしたのは9月までだったので、経費や減価償却費を差し引いた後の事業所得は29年間で最低の額だから、払い込める掛け金もごく少額だけど最後だから払い込んでおくかな。

☆☆遊びに夢中で☆☆☆

3月10日(日曜日)。晴れ。今日から「夏」時間。寝るときに主だった時計の針を1時間進めておいたので、枕もとの時計の8時20分はきのうの7時20分。寝たのが11時半過ぎで、新時間では12時半過ぎだから、睡眠を1時間端折られたと言う感じはしないな。まあ、このあたりがあまり時間に縛られないリタイア組のいいところかもしれない。切り替え後の月曜日は特に交通事故や心臓発作が急増したり、日没が9時、10時なるためクーラーの使用時間が長くなってエネルギー消費が増えるという研究があって、だからこそ「もうやめようや」という声が高まって来たわけ。今度こそは廃止につながるといいけど、100年続いた制度は簡単には消えるもんじゃないから・・・。

今日は11時半からBMOセンターでArts Clubの次の作品『Redpatch』についての集まりがあるので、カレシのランチ(ツナサンドイッチ)を作っておいて、10時半に出発。カレシが途中までウォーキングでついて来て、ロイヤルアベニューの角でじゃあねとワタシは右、カレシは回れ右。日曜日で天気がいいせいか、メインストリート駅に近い(ゴルフボールみたいな)サイエンスセンターの前は親子連れが大勢。フォルスクリークの向こう岸は高級タワマンが立錐の余地もないくらいぎっしり。でも、マリファナが解禁になってから、いつもどこからかスカンクの屁のような臭いが漂っているような・・・。

集まりと言っても、Arts Clubの研修劇団第1号であるハードラインプロダクションの創作劇の発想から制作に至った経緯についての発表会のようなものだからごく少人数。おかげで若い主宰者2人とゆっくり先住民演劇交流の話をすることができて、日本から持って来た脚本とその土台になった平治郎研究会の資料集を持参したこともあって、かなり踏み込んだレベルの関心を持ってもらうことができた。『Redpatch』は第1次世界大戦に従軍した先住民兵士の物語なので、平治郎の物語と根底で通じるものがあるという気がする。水曜日のオープニングのレセプションでローカルの創作劇発掘に力を入れている副芸術監督のスティーブンも交えて話そうねということになって、うは、ワタシの老後プロジェクト、小さな、小さな1歩前進・・・。

お開きになったのは1時近くで、すきっ腹で急な坂道を上って来て、いつ買ったのか忘れてしまったカップ麺をかき込んでひと息。芝居作りの過程全般についてもすごく勉強になって、大収穫の日だった!