リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

左利きが右利きの道具を使うと

2020年06月30日 | 日々の風の吹くまま
6月29日(月曜日)。☀☀☁。夏っぽい天気。きのうの夜はいよいよ4ヵ月ぶりのArts Clubのイベントで、朝からそわそわ。それでもミニチュア工房に陣取って、追い込みに入った「喫茶店」の小物作り。喫茶店になくてはならないのがコーヒーカップで、説明書の通りにやるとみんなコーヒーが溢れてしまっている感じなので、一計を案じて自分流。スーパーで買って来た紙のストローを輪切りにしてカップを作り、カップになるはずだったロリポップ用のスティックをストローより短く輪切りにして、先端をこげ茶の絵の具で色をつけて、カップの中に入れたら、ちゃんとコーヒーカップらしくなったじゃないの。縁をちょっと滑らかにしてやれば三重花丸だな。
 

早めの晩ご飯を済ませて、アシュリーへの3ヵ月遅れの誕生日プレゼントを入れた袋を持って、6時に車で出発。日曜日のせいもあって交通量が少なくて、止めるところもすぐに見つかって、劇場前に着いたのは指定の入場時間の15分前。イベントは7時半からだけど、入口で人が固まってしまわないようにと劇場に入れる時間をグループ分けしていて、私たちは早番の6時50分。同じグループではいる人たち数人と(ちょっと離れて)世間話をしたり、ロビーで準備をしているキャシーやエリナー、劇場マネジャーのピーターとドア越しにイェ~イっと手を振り合ったり。玄関を入ってすぐのところに透明な衝立を置いたデスクがあって、横にはハンドサニタイザーのスタンド。チェックインをしていたキャシーに再会を喜び合って、アシュリーにあげてねとバッグを渡して、連絡先の電話番号をエリナーに控えてもらって、しばしワインを飲みながら懐かしい人たちと(適当に離れて)おしゃべり。ほんっとに久しぶりにめちゃくちゃ楽しいひと時を過ごして、おみやげはArts Club特製(衣装部のスタッフが製作)のマスク。
 

おかげでゆうべはよく眠れて、今日は朝からエネルギーがいっぱい。ミニチュア工房でいつも最後になる植物のパーツ作り。説明書には12個もあるけど、ひとつひとつ置き場所を考えながら作ったのは7個。外壁に這わせる「ツタ」を店内の大きな窓に沿って這わせようと思い立って、ツタの葉をコピーしながら、昔どっかで「ツタの絡まる喫茶店」なんて歌を聴いたような気がしたけど、たぶん違うだろうな。ミニチュアモデルにはどれもやたらと観葉植物の鉢植え花瓶に生けた花がたくさんあって、どれも似たり寄ったり(というかほぼ同じ)なので、11作目ともなると手馴れたもの。印刷したペーパーからざくっと切り取った大小の葉を折って糊付けして、切り離してから緑色の針金の茎をつけたり、葉に切り目を入れたり。
 

特に先がシャープなお気に入りの小さいハサミで作業をしながら、ふと、左利きのワタシのハサミの持ち方が人目にはどんな風に見えるのか興味がわいてきて、いたずら半分にカメラのタイマーを使って自撮り。あは、やっぱり変わった持ち方をしてるなあ。使っているのは右利き用のハサミなので、正確に切ろうとするとどうしてもこんな風になっちゃうんだよねえ。ハサミだけじゃなくて、昔から使って来た道具の類はほとんどが右利き用だったので、今さら左利き用を使っても何かぎごちなくてしっくりしないから、慣れっておもしろいもんだな。ま、残る小物は「ツタ」だけ。飛び入りの仕事で中断されたせいで7月にかかってしまうけど、「6月のプロジェクト」も大詰め・・・。


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