リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ストーカー鳩には豆鉄砲

2024年06月07日 | 日々の風の吹くまま
6月5日(水曜日)。⛅🌤。朝から晴れ間。どうやら天気は回復中。よく眠って普通の時間に目を覚まして、きのうよりはいい調子。夢、見ていたのかな、いなかったのかな。見ていたような、見ていなかったような・・・夢にはビデオ録画ってものがないから、いいことじゃないかな。

今日はなぜか朝からルーフデッキに鳩が飛んで来てはプランターの間をうろうろ。手すりの上に止まっていることはよくあるけど、デッキに降りて来るのは珍しいな。ときどきプランターの縁に止まってのぞき込んでいるようなしぐさをするので、カレシはシソやミントを食べるつもりだと出て行っては追い払うのに忙しい。頭のいいカラスと違って、鳩は見るからに頭が悪そうで、おまけに少々メタボっぽいから、カレシが近づいてもデッキの上や手近の手すりの上をちょっと走って「逃げた」つもり。それでも端まで行ったらしかたなさそうに飛んで行くんだけど、カレシが中に戻って来てしばらくするとまた戻って来てうろうろ。で、飛び出して行ったカレシに追い払われて、しばらくしてまた戻って来ての繰り返し。太い輪ゴムと油やけして食べられなくなったマカダミアナッツの豆鉄砲で狙い撃ちしても、飛び立つけどすぐまだ来るから、ほんっといしつこいったらない。


鳩が豆鉄砲を食ったらどうなる?

そのうちどうやら同じ鳩らしいとわかって、行動をよく観察してみたら、ストーカー鳩がつまんでいるのはプランターの中やデッキに落ちている枯れた茎。ははあ。道路向かいのマンションで最上階のデッキの修繕か何かをやっていて、カラスやハトがたくさん止まっていた三角屋根の庇に鳥よけの障害物を取り付け、屋根の頂上にも金属のカバーを付けたもので、ホームレスになった鳩が改めてよそで巣作りするための材料を集めているんじゃないかな。そうとわかったらハサミを持ち出して、去年イチゴを植えてあったプランターから1月の寒波で全滅した後の枯れた茎や蔓を5、6センチくらいの長さに切って、リビングの窓の外に突き出している下の階のバルコニーの屋根の隅にぱらぱら。しばらくして飛んで来た鳩がとことこと駆け寄って、茎をあれこれつまんでは吟味している様子。気に入ったのを1本加えて飛んで行って、しばらくして戻って来てまた1本。午後になって来なくなるまでにけっこう何本も持って行ったらしい。うん、枯れた茎や枝を処分する手間が省けるから、持ってって、持ってって。


いただきぃ~

きれいにして行ってよ~

マンションの外に市が作ったミニプラザにはピクニックテーブルがあって、そこに集まった人たちが近くの食べ物屋やカフェからテイクアウトして来てランチをするので、いつもかなりの数の鳩がそのおこぼれを狙って集まっていた。それがコロナで人が集まらなくなってからは数が減っていたんだけど、またぞろ増えて来た感じ。鳩は1年に何回も産卵と子育てを繰り返すそうだから、食べ物に不自由しない環境ではベビーブームなのかもね。カラスやカモメはどうなんだろう。人間さまはどうかな。マイホームは買えないし保育所も足りないバンクーバー市からかなりの子育て世代が移って来ているニューウェストミンスター市では今のところ少子化の話は聞かないな。我が家から徒歩10分以内の半径には少なくとも5つ保育所があって、リビングの窓からはその2つが見える。ひとつは元ファミレスだったところで、もうひとつは低層のオフィスビルの中で園庭が屋上にあって、プレイタイムにはいつも大賑わい。子育てしやすい環境なら子供も鳩も増えるってことかな。




雲の子たちもおうちに帰る時間