リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いつの間にか小切手やお札、小銭を使わなくなっていた

2024年06月13日 | 日々の風の吹くまま
6月11日(火曜日)。🌧☁⛅🌤。きのうの最高気温は20度で、最低気温は11度。半毛布を取ったせいか、目が覚めてなぁ~んとなく寒く感じて、起きてダイニング/リビングのサーモスタットを見たら、炎マークが1本、オフィスのにも1本。暖房の設定温度はそれぞれ23.5度、24度なので、朝方にそれ以下に下がったってことだけど、来週あたり市から(2ヵ月分の)電気料金の請求が来るから、去年同期と消費量を比べて見るとおもしろいかも。それにしても、もう6月も中旬で、10日後の夏至には公式に「夏」が始まるってのに、もしかして今年はエアコンなんていらないとか?

朝ご飯が終わる頃には雨も上がって、南の空の雲が明るくなって来た。普通にモール5周のウォーキングに行って来て、とんぼ返りですっかり忘れていた州の保険公社からの小切手と銀行のアクセスカードを持って出て、今度は道路向かいの銀行へ。州内の自動車保険を独占している公社(ICBC)が請求したわけでもないのに送って来た1万1千円という半端な金額の小切手は、去年の保険金請求額が予想より少なかったことによる「リベート」(保険料の一部払い戻し?)らしい。近年俗にambulance chaser(救急車追っかけ屋)と呼ばれる人身事故専門の弁護士たちが、交通事故の「被害者」に賠償金の他に「慰謝料」も取ろうとけしかけてやたらと訴訟を起こすようになり、それが保険公社の財政を圧迫して保険料が上がる一方だったんだけど、慰謝料の訴訟を禁止して強欲弁護士を締め出し、医師の診断と治療計画に基づいてその費用を治癒するまで払う仕組みに変えたら保険料が急降下。つまり、そのお裾分けってことね。

銀行のATMで何でもオンラインの時代で見かけなくなって久しい小切手を入金して、次にきのうワルデマーから照明器具の付け替えに「3万4千円」(手間賃3万円+材料費4千円)の請求メールが来ていたので、現金を4万円ほど引き出して駆け足で帰宅。仲間と2人で約2時間半の作業だったからかなり安い感じだけど、もしかして「友だち料金」なのかな。ワルデマーに払う分を封筒に入れて「ビール代の用意ができたよぉ」とメール。残りの少額紙幣は財布に少し、後は小銭が入っているケースに入れて、クレジットカードで払うのが憚られるような小さい買い物や街頭募金なんかの寄付の資金。午後に車の運動がてら駅に近いショッピングセンターにある州営の酒屋に行ったついでに牛乳とオレンジジュースとバナナを買うのに同じセンターにあるSave-on-Foodsに寄って、ジュースと牛乳はポイントで払ったら、バナナ3本の代金は103円。さっそくお札を出したらレジのおばさんが「あら珍しい」。お釣りは3種類のコインを2度も確認して渡してくれたので、ほんとに現金を使わなくなってるんだなあと実感。何でも「クレカでピッ」とやって済むんだもんね。

ウェストバンクーバーでの仕事の帰りに立ち寄ったワルデマーに「ビール代」を渡して、外に立ったまま寒いねえと言いながら世間話。来年の夏にクルーズでグダンスクに立ち寄る話をしたら、「観光の見どころを教えてあげる」。そう、グダンスクの船員養成所の出身だもんね。「それに、ぼくの奥さんはグダンスクの生まれ育ちで、街の隅々まで知ってるからね」。あ、そうなんだ。奥さんのクリスティーナはクラシックのピアニストでバンクーバー音楽院の教授。アーティストならではの取っときのスポットを教えてくれるかな。楽しみだなあ。気持がワクワクして来た勢いに乗って、晩ご飯の後は書き直し脚本の仕上げに没頭。午後10時過ぎにThe Endと打ち込んで、やったぁ~、第1稿が完成。肩の力を抜いてちょっとひと息入れたら、釧路の友だちと東京の先生に報告しなくちゃ。