リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

大雨注意報の日曜日

2024年06月03日 | 日々の風の吹くまま
6月2日(日曜日)。🌧。大雨注意報発令中。風は大したことはないけど、雨、朝からほんっとによく降ってる。低地では洪水の危険もあるし、都市部でも道路が冠水して交通混乱が起きるかもしれないという話。でも、郊外のフレーザーバレーの農業地帯にとっては恵みの雨だし、内陸で雨が降って気温が下がれば山火事の危険が減るし、すでに燃えているところでも消火作業には願ってもない助っ人だから、文句は言えないかな。

この嵐は、日本の東を通過した台風1号が温帯低気圧になって太平洋を越えて来たものらしい。だいたい直感的に、アジアの台風が太平洋の反対側にあるバンクーバーまで来れるはずがないし、メキシコとハワイの間ので発生するハリケーン/台風が北アメリカ大陸のこんな北の方まで来るはずがないと思うのが普通だろうけど、そうは問屋が卸さずで、カレシが今でも覚えているのが1962年10月にバンクーバーを襲った台風フリーダ。太平洋の東側ハワイ付近で発生して、直前に熱帯低気圧から温帯低気圧になってバンクーバーに到達というところで、たまたま近くにあった低気圧と合流して予想以上の勢力になったために、バンクーバー市内の街路樹1000本以上、スタンレー公園で3000本以上の大木を吹き倒した最大瞬間風速40メートルの記録は今でも破られていない。友だちとキツィラノビーチに荒波を見物しに行っていた当時19歳のカレシの目の前でふた抱えもありそうな大木があっさり倒れたんだそうな。

まあ、大嵐でなければ雨が降ってもどうってことないけど、もうちょっと暖かくなってくれないかなあと文句のひとつも言いたくはなる天気模様。ともかく、日曜日の今日は掃除の日。カレシは朝ご飯が終わったとたんにくず入れを集めて、そのまま担当のバスルームの掃除を開始。ワタシがコーヒーを飲み終わって、エアプランツのオードリーちゃんをお風呂に入れて、ダスターと箒を出して来た頃には2つとも掃除が済んで、「運動したから、今日はウォーキングは休み」。うん、この雨じゃあ、レインスリッカーを着てまでウォーキングに行くってのは何だかおっくうだよね。それに、雨に濡れたバルコニーやルーフデッキに出たり入ったりするせいで床は足跡だらけ(は大げさだけど)だし、今日は余分の作業があるから、ワタシもちょっと余裕ができていいな。きのうは気付かなかったけど、おとといの卵爆弾騒動で飛び散った破片が、レンジの横のキャビネットの底(ワタシの目線より下)やレンジフードのフィルターにもこびりついていたので、まずはフィルターとレンジの五徳を食洗機にかけて、キャビネットの底をスポンジでごしごしやって、ついでにレンジもきれいにして、ああ、やれやれ、

終わったらもうランチの時間で、今日は冷蔵庫で固めた脂を取って置いたぷりぷりの豚骨ブロスとゆうべの晩ご飯に作ったチャーシューの残りでラーメンを作ろう。ブロスの味付けにチャーシューの煮汁を使ったらかなりコクのあるスープになって、スライスしたチャーシューを入れたらさらに味がアップ。麺がゆで上がる間際に大豆もやしを入れて軽く茹でて、「極楽とんぼ亭風とんこつラーメン」の出来上がり。こういう寒々とした日には体が温まる骨ブロスは何よりのご馳走。さて、午後はオードリーちゃんをお風呂から上げて、次に洗濯機を回して、その間に固定資産税の学校税減額の申請。カレシもワタシも55歳以上だからどっちでも申請できるので、カレシの名前と生年月日と社会保険番号を打ち込んで、連絡先はワタシのGmailのアドレスにして、送信ボタンをポンッ。これで今年度の固定資産税の処理は終了。外はまだ雨、雨、雨で、家事三昧の日曜日が過ぎて行く・・・。


固定資産税の通知~高くなったなあ

2024年06月03日 | 日々の風の吹くまま
6月1日(土曜日)。⛅☁。あぁ~あ、もう6月。春の間ずっと「やらなきゃ」リストは何とかなっていたけど、おかげで「やるべき」リストはなかなか短くならないし、「やること」リストはずっと変化なし。それにしても、6月と言えばもう初夏のはずだと思うけどさっぱりそれらしくなくて、メディアはさっそく「June-uaryだ」。これ、6月のJuneと1月のJanuaryをくっつけて「1月みたいな6月」という自虐的ジョーク。天気予報では1週間後には29度の猛暑になると言ってるけど、何かのジョーク、それ?

ウォーキングの帰りに郵便箱を覗いたら、あら、市役所から固定資産税の通知。インフレの影響でどの市町村も固定資産税を引き上げていて、ニューウェストミンスター市も何パーセントか上げると言ってたっけ。封筒に入っていた「税金の使途」みたいな紙を見ると、戸建て住宅の場合は(現在の為替レートで)ベースになる査定評価が平均約1億8千万円で、固定資産税は平均して約50万円。そのうち28%が警察、17%が消防救急サービスに使われるんだそうな。BC州にはHomeowner Grantと言う自宅として所有している場合に限って学校税を減額する制度があって、65歳以下は6万5千円、65歳以上なら9万7千円。区分所有マンションの我が家の場合は査定額が1億3500万円(呆れるよ、もう)で、固定資産税は55万円のところ65歳以上なので45万3千円。それでも、去年に比べたらずいぶん高くなったもんだ。評価額はそれほど上がっていないのに・・・。

でも良くしたもので、州政府が固定資産税を立て替え払いしてくれる繰延べ制度があって、現在は55歳以上あるいは子育て家族が対象。実質的には州に対する借金なんだけど、低金利でしかも単利だし、住んでいる間は返済しなくてもいいので、年金生活で収入が限られている高齢者にやさしい制度だと思う。我が家もカレシが60歳になったときから利用していて、旧居を売った時の返済額は約200万円。マンションに住み替えてまたすぐに登録して今年で9年。固定資産税も金利も高くはなっているけど、今年の分を加えても残高はまだ450万円くらいで、マンションの相場価格の約3.5%だから、あと10年住んだとしても返せなくなる心配はゼロ。考えたら、行政のいろんなところで何とも高齢者にやさしいなあという気がするね。

固定資産税の繰延べは自動更新に設定してあるので、学校税減額分の申請をするだけで簡単。インターネットがなかった頃は固定資産税の通知に付いている申請用紙に住所氏名年齢を書き込んで署名して市役所に郵送(ぎりぎりのときは深夜に市役所の玄関にある郵便スロットにポン)したもんだったけど、今はオンラインでちゃっちゃと済むし、期限は7月2日なので楽々。ま、家事の日の明日に回して、ゆっくりと脚本書きに集中しようっと。午後遅くにはマットがファーマーズマーケットの帰りに初物のアッケシソウを持って寄ってくれるしね。栄養たっぷりでほのかに海の味がするアッケシソウ(シーアスパラガス)はワタシの大好物・・・