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リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

突然マンションの管理人と清掃員が交代

2020年04月17日 | 日々の風の吹くまま
4月16日(木曜日)。☀☀☀。朝から初夏の陽気。夜中に寝汗をかいたり足が攣ったりして、あんまり良く眠れていないのはブランケット2枚で暑すぎるからじゃないかと思って、純毛の毛布を取り払ってフリースだけにしてみた。いつの間にか冬が去って、もうすっかり春爛漫の季節になってるんだもの。

今日は午前11時から午後1時の間にルーフデッキにあるアンカーの検査があるという予告があって、検査員がデッキに出るのに部屋の中を通らなければならないので、朝から待機。マンションの共有部分であるルーフデッキがあるのは23階の5戸のうち角の4戸だけで、我が家の東側にある約50平米のデッキは我が家に専用使用権があるけど、窓壁や排気口の清掃など外壁の作業があるときは、屋上からロープで降りて来て、デッキの縁に取り付けてあるアンカー(7個)にロープを固定してさらに下の階へ降りて行く、いわば中継点になる。アンカーの検査と言っても、固定ボルトが緩んでいないことを確認するだけなんだけど、法律で年1回と義務付けられているので、これをやってからでないと窓掃除も排気口の掃除もその他諸々の修理もできない。

遅いなあと思っているうちに、2時近くなってやっとドアにノックの音。新しい管理人が連れて来た検査員を通して、デッキで検査をしている間、ワタシはしばらくドアのところで(2メートル離れて)管理人のアレクサンダーとおしゃべり。先月、長年いた清掃係が「今日が最後なの」としょんぼりしていて、急なことでびっくりしたのに続いて、先々週は出かける途中でロビーで会った2階の(情報通の)セレストに「管理人のヴァレンティーナが急に辞めて、新しい人になったのよ」と言われてまたびっくり。エレベーターの前で居合わせた管理組合理事長のゴードンにヴァレンティーナが辞めちゃったんだって?と話を振ったら、「もうここにはいないんだよ」と言ってから小声で「解雇したんだ」と言ったのでまたまたびっくり。管理会社がオーナー用のサイトに載せた3月下旬の理事会の議事録では、清掃係の派遣契約を別の会社と結び直し、管理人の処遇については検討中となっていたので、その後に解雇を決定したということか。

何でも、かなりの数の住人から管理会社に「話があってもオフィスにいたことがない」という苦情が来ていたんだそうで、いつもどこかで顔を合わせていた前任のシェリーと比べると、たしかに無口だったし、オフィスのドアはいつも鍵がかかっていて、どこにいるのかわからない存在だったな。新任のアレクサンダーはビルのメインテナンス業務の経験が豊富で、ちょっとした故障などは業者を呼ばなくても修理できるそうで、ゴードンは「いい人が見つかった」と満足顔。たしかに良さそうな人だから、長くいてくれるといいな。メトロバンクーバーでは、ここ数年に雨後の竹の子のように高層マンションが建ったせいで、どこでも有能な管理人を探すのに苦心していたそうだから、維持管理の水準が保険料に跳ね返ることを考えると、管理人の交代劇はある意味で「改善」かもしれないな。