リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

スーツケースをしまって、バルコニーに椅子とテーブルをおいて

2020年04月14日 | 日々の風の吹くまま
4月13日(月曜日)。☀☀☀。イースターマンデイ。法定祝日ではないので、普通なら復活祭の4連休最終日の人と連休明けの人がいるんだけど、今年はそんなのに関係なく「在宅」の人が断然多いかもしれないな。昔、昔、カレシもワタシも公務員だったときは揃って休みだったのが、ワタシが会計事務所勤めに転職したら、復活祭の月曜日は平常勤務で、しかも納税申告の時期でてんてこまいだったから休みも取れなくて、のんきに寝坊を決め込んでいるカレシを横目に、ひとりでバスに乗って出勤したっけ。昔も遠い昔の1980年代後半の話。

今日はなぜかカレシが園芸にのりのりで、日当たりのいいバルコニーでひと仕事。ワタシはカレシの周りをうろうろして、ねえ、地下のロッカーに置いてある椅子とテーブルを出して来ようよ。座るところが欲しいねと、すてきなパティオのセットを買おうかという話もあったけど、戸外で食事をするのは2人とも好きじゃないので、あまり使うこともないだろうし、配達してもらって運び込むのも大変だからとボツ。代わりにウォルマートで買って来たのが、自力で運べる千円の折りたたみ式パイプ椅子2脚と一応は木製らしい2千円の折りたたみテーブル2個。ウォルマートは「とりあえず」使える安物を買うには最高。テーブル1個は冬の間ワタシのミニチュア工房で使い、もう1個と椅子2脚は(風に飛ばされないように)地下駐車場にある専用ロッカーにしまっておいた。

鍵を持って、さあ行こうというときに、カレシが「ポットが足りなくなりそうだけど、ロッカーにあるかなあ」。そういえば、置き場所がないからってゴミ袋に入れて持って行ったような。なんて言いながら、お決まりの「もののついで」で、寝室のクローゼットに置いてあったスーツケースをロッカーにしまおうということになって、何だか大がかりな移動。ロックダウンの外出自粛している人たちが思い立って始めたプロジェクトで「家の中の片付けと掃除」が2位にランクされていたっけ。コロナ騒ぎがなければ今ごろはそろそろ荷造りを始めていたはずのスーツケースだけど、秋のクルーズだってどうなるかわからないから、とりあえずお蔵入り。地下2階の住人専用の駐車場に行ったら、おお、車でいっぱい。みんな在宅してるってことだね。ロッカーから椅子とテーブルを出して、スーツケースを収納して、カレシのポットの袋を探し出して、ミッション完了。

エレベーター1台がまだ故障したままなので、1回に2人か1人+カップルしか乗れない今はちょっぴり不便。おとといの土曜日の午後には、管理会社から社交訪問の来客は極力慎んでというお達しが出ているのに、どう見ても住人じゃない人たちがビジターの駐車場のある地下1階から数人で乗って来るもので、ロビーで行列して待っている住人たちはなかなかエレベーターに乗れなくて大迷惑。一緒に待っていた20階のメリルが業を煮やして、ロビーで人を下ろして空で地下へ行こうとするのを「乗ってしまおうぜ」と捕まえて、地下1階で待っていた家族連れに「今は定員2人なので」と肩透かしを食わせて、次にロビーで待っていた人たちに「お先に」とやったので、やっと帰って来れたけど、ほんと、住人じゃない人がいったいどれだけ来ていたんだか。というか、復活祭だからと何人も家族や友人を呼んだ住人がどれだけいたことやら。マンション内のいたるところに「2メートル間隔で/エレベーターは2人乗り/来客は自粛」の張り紙があるのに・・・。