4月18日(土曜日)。☁☀☀。えっと、今日は・・・あ、土曜日か。土曜日なら掃除の日。でもねえ、何だか知らないけど、最近は今日は何曜日だっけ?というときが増えたような気がする。まずいかなあ、これ。基本的な生活のリズムそのものは特に変わりはないんだけど、「予定」というものがほとんどなくなったせいじゃないかと思う。いつも色分けしたポストイットのフラグがべたべた貼ってあるカレンダーは「今日」を示す赤いフラグと請求書の支払期日を示す水色のフラグ以外はほぼブランク。その赤いフラッグも寝る前に次の日に移しておくのを忘れたりするから、あぁ~あ、もしかして年かなあ。
床掃除の後で、今日はカレシのバスルーム掃除をちょっとフォローアップ。引っ越してきてから自発的に「担当」を買って出てくれたのはいいけど、バスタブとシャワーストールには手をつけず、トイレとシンクとカウンターと鏡だけ掃除。しかも、L字型の部屋の両端にある2つのバスルームを行き来しながらでも10分もかからずに終わってしまう。つまり筋金入りの手抜き仕事。それで月に1度シーラに掃除してもらっていたわけだけど、ロックダウンが解除されるまではそうは行かないので、少しずつ自分でやるしかないわけ。現役時代には20年以上も家の掃除をシーラと相棒に任せっ切りだったから、家事の中では一番へたくそ。でも、やってみればなんとかなるはずで、今日はトイレ、来週はバスタブ、再来週はシャワーストール・・・。
コロナウィルスによる外出自粛やロックダウンのおかげで、今どきは世界のあちこちで「在宅勤務」が当たり前になっている。今まで週日は1日の大半を別々に過ごしていたカップルが急に四六時中ひとつ屋根の下で顔を突き合わせているようになったらどうなるか。ロックダウンが始まった頃は「ベビーブームが来る」なんて冗談が飛び交っていたけど、どうも「離婚ブームが来る」の方が正解だったようで、真っ先に外出禁止になった中国では離婚請求がうなぎ上りだそうな。さらに欧米でも「コロナ離婚」が津波のごとく押し寄せているらしいし、小町横町でもトピックのタイトルに「離婚」の2文字が増えたような感じで、結婚の誓いの「死が2人を別つまで」をもじって「コロナが2人を別つまで」なんてお寒いジョークも出てくる始末。まさに離婚もパンデミックの観があって、とどのつまりは「亭主も女房も元気で留守がいい」ってことなのかな。
我が家では、ちょうど20年前にカレシがリタイアして以来四六時中ひとつ屋根の下で、そのうちの18年は、ワタシはおひとり様稼業で仕事の虫、カレシは趣味の探求という毎日。ワタシもリタイア暮らしになってからは、「主婦」にはならないよと宣言してあったので、家事は(ほとんどはワタシだけど)単身なら当然自分でやることをやっているという感覚で、後はそれぞれに趣味三昧の毎日。2人の暮らしが始まってから45年の間に離婚寸前、死別寸前の危機を乗り越えて来た「実績」がものを言ってるんだと思う。けんかをし尽くした後は「亭主も女房も元気で一緒がいい」ってね。