リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

視力は裸眼0.008、矯正後1.0

2018年03月02日 | 日々の風の吹くまま
3月1日(木曜日)。晴れ時々曇り。今日から弥生3月。きのうは雨風で荒れもようだったけ
ど、今日は春の気配が感じられる穏やかさ。ライオンが寝過ごしたのかどうか知らないけど、
3月は子羊の如くやって来たというところかな。転んでけがをしてしばらく掃除の仕事ができ
ないでいたシーラが久しぶりに来て、バスルームの掃除。前の土曜日はへたっていたカレ
シに代わってワタシがトイレとシンクの掃除をしたので、主にカレシが手をつけないバスタブ
とシャワーの徹底掃除。泊まり客があったので自分でバスタブを掃除したと言ったら、「どう
りでいつもほど汚れていなかった」。うん、ワタシだってちゃんとやれるのよね。

シーラが掃除をしている間に、予約が入っている新しいコンタクトレンズのフィッティング。何
でも徒歩3分圏内ってほんっとに便利。今までのレンズを外してもらったケースに入れて、
新しいレンズを装着したら、おお、視界がはっきり。レンズを落ち着かせてから、検眼室へ。
焦点がぴたっと合って、美人のバクラ先生が一段ときれいに見えるし、視力表の文字も目を
凝らさずにすらすら。でも、4列目で最初の文字しか識別できなくなって、残りはスキップ。
矯正後にどのくらい小さな文字まで読めるかを調べるテストでは下から2番目の「20/20」
のレベルまで難なく読めた。

この「20/20」は日本では1.0の健常視力。ワタシは先天的に角膜が凸凹なせいでかなり
の乱視の上に遠視と近視もあるので、小学生の頃は裸眼で何とか0.1あった視力は今で
は0.008で、矯正できなければ法的に「盲人」と認定されるレベル。メガネは厚くなり過ぎ
て、かけていると頭痛やめまいがするので、とっくの昔にギブアップ。それ以来コンタクトひ
と筋なんだけど、モノビジョンの設定なので、コンタクトの度が合わなくなって来ると両目で
は焦点が合わなくなって、片目を瞑らなければ遠くも近くもはっきり見えなくなるから厄介。

でも、角膜が凸凹の不正乱視のおかげで、夜にレンズを外すと窓の外の夜景が一面に打
ち上げ花火の海のようになって、健常な目にはたぶん見えることがない幻想的な世界に浸
れる。視覚障害にも「災い転じて」式の思わぬご利益があると言えそうだけど、その一方で、
コンタクトを入れさえすれば角膜の凸凹が平らになって、健常者並みの視力で不自由のな
い生活ができるわけで、ワタシの視覚の世界はそれだけ豊かなのかもしれない。