リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

人生においては春は最後の季節

2018年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月24日(土曜日)。雨。まだちょっと寒いねえ。カレシは小さなプランターに移植したばかり
のほうれん草をルーフデッキから取り込んで、空を見上げて「寒すぎるっ」。だってまだ3月
じゃないの。来週の週末は復活祭だけど、天気予報の予想最高気温は10度くらいで(これ
でもまだ平年より低めだけど)、最低気温は5、6度(だいたい平年並み)とか。夏や秋はそ
うでもないのに、なぜかいつも春はジリジリするくらいに待ち遠しい。北国の最果ての地の
遅い春に生まれ子だからなのかな。

ワタシの70歳の誕生日まであと1ヵ月。生まれてすぐ死んでいたかもしれなくて、子供の頃
は病気ばかりしていた「あの子」が山あり谷ありの人生を70年も生きたんだ。お父さん子で
甘えん坊だったワタシをいつも後押ししてくれた父が70歳を迎えたときは母はすでに他界
していた。もしかしたらワタシもひとりで70歳の日を迎えていたかもしれないと思うと、目の
前にカレシの笑顔があるワタシは神様に祝福された幸せな子なんだという気がする。人生
の季節って、夏、秋、冬と生きて来て最後に春が来るのかもしれない。今がワタシの人生の
爛漫とした春なんだから、60代最後の1ヵ月、大いに羽目を外そうか・・・なぁ~んて。

この1週間、遊びモードに浸っていて床掃除をサボったので、雨なんかで濡れているデッキ
やバルコニーに出入りするカレシの足跡がいっぱい。そろそろガーデニングの季節だもん
ね。洗濯機を回しながらカレシのバスルーム掃除が終わるのを待って、掃き掃除をしてから
モップでごしごし。これがけっこうな力仕事なんだけど、フローリングの床はピカピカ、ワタシ
の広くもないおでこは大汗でテカテカ。昔は料理以外の家事はあまり好きじゃなかったのに、
引っ越してからは掃除も洗濯も(洗濯物を畳むのも)ちっとも苦にならないから不思議。何の
心境の変化か知らないけど。

夕方になって青空が広がって来たら、東から北の山並みは頂上から3分の1くらいまで新雪
でまっ白。ゴールデンイアーズは夕日が映えてばら色。今日の晩ご飯は、カレシが「パスタ
がいいな」と言うので、4色のピーマンでロゼソースのパスタと行こう。カレシが大きなプラン
ターをたくさん買いたいというので、明日は園芸センター巡り。重いものを運ぶの、冬の間に
がっちり鍛えた腕力を貸してあげるね。復活祭の連休の前だから、あまり混んではいないだ
ろうと思うけど・・・。