リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

演劇人のコミュニティは楽しい!

2018年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月6日(火曜日)。晴れ。この春は前半が低温がちだそうだけど、ワタシにとっては長い冬
だった気持が強いので、晴れる日が多くなる春が来てくれるだけでうれしい。この時期には
March Madness(3月の狂気)という言葉があって、元々はアメリカの大学バスケットボー
ルの決勝ラウンドでファンが興奮することから生まれたらしいけど、日本のビジネスので言
うなら予算消化期の「魔の3月」。去年は延長戦並みに5月まで続いたのに、今年は静かだ
なあとのんきに構えていたら、とうとう到来したらしい。

仕事って、なぜか予定が詰まって忙しいときに限ってどどっと入って来るから困る。太平洋
の向こうに千里眼がいて、「あっちに遊んでいるヤツがいるぞぉ」とお客さんにおせっかいな
ことを言ってるんじゃないだろうなあ。遊ぶのだってけっこう忙しいのに。今日はArts Club
の新任芸術監督アシュリー・コーコランが召集した「劇作家交流会」。ワタシはまだ「卵」なの
でちょっとビビッたけど、どういう人たちが劇作家として活動しているのかを知るのも勉強の
うちだし、若いアシュリーの采配の下でArts Clubがこれからどこへ行くのかを探っておくの
も将来の役に立つと思って、虎穴に入らずんばの心境で「出席」の返事。

ワタシひとりで電車に乗って行くので、出かける前に晩ご飯を食べるのは早すぎるし、帰っ
て来てからでは遅すぎる。そこで、ご飯のお預けを食う留守番のカレシと相談して、ランチを
どっさり食べて、晩ご飯は駅のスシ屋でスシ弁当をテイクアウト。決まれば後は出かける時
間まで現在進行形の仕事に没頭・・・のはずが、そんなときに飛び込んで来たのが大きな仕
事。魔の3月だ、やっぱり。量のわりには期限が短いし、明日は午前中はマンションのコー
ヒークラブの世話だし、夜はまたArts Clubの新作のオープニングなんだけど、どうしようか
ちょっと思案投げ首。でもまあ、日曜日にオークションで激烈に散財したから、ここはねじり
鉢巻で稼いだ方がよさそう。

BMOセンターでの集まりは大盛況。わっ、こんなにたくさん劇作家がいるんだと感心するこ
としきりで、初めは「壁の花」を決め込むつもりだったけど、ワタシの劇作の先生だったクリ
スに会えたし、演劇界の内情を勉強をしたし、先輩が書き上げたばかりの脚本をPTCに送
るときに紹介状を書いてあげるよと名刺をくれたり、舞台演劇への情熱を燃やすことで連帯
している楽しいコミュニティという感じで、ほんとに思い切って行ってよかったぁ!