リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やったぁ、一生に一度のでっかいプレゼント

2018年03月06日 | 日々の風の吹くまま
3月5日(月曜日)。曇り。目が覚めたら8時半。いや、よく寝たぁという感じだけど、頭はまだ
ちょっとばかりどろぉ~ん。何しろ特別ショーが終わって帰って来たのがいつもの就寝時間
を遥かに過ぎた12時半で、2人ともそのままベッドに直行してバッタン、グゥー。でも、すごく
楽しかった。カレシの心臓手術から3ヵ月で、2人の生活が楽しいことを心おきなく楽しめる
ところまで回復したことを実感できて幸せ。

ディナーには100人近くが集まって、まずシャンペンとカナッペでしばしわいわいやってから、
それぞれ指定された席に着いて、旧知でないご近所さんとご挨拶。前菜は山羊のチーズと
オレンジ入りのグリーンサラダ(白ワイン)、メインはギンダラの燻製とミント味のリゾット(赤
ワイン)、デザートはパブロバ(アイスワイン)と、参加者が圧倒的に60代、70代だったせい
か、軽くてヘルシーなメニュー(もっとも、帰り着いた頃には腹ぺこになっていたけど)。ディ
ナーもショーもビル・ミラードを記念する新しい基金のファンドレイジングの一環なので、余
興?も賑やかなライブオークション。

メニュー裏のリストを見たら、5点のうち一番最後が『Once in a lifetime with Bill Millerd』。
グランヴィルアイランドステージでのシーズン最後のミュージカル『Once』(『ダブリンの街角
で』)を演出するビルの横でリハーサルの「見学」という趣向で、「舞台監督との1日」とぼか
してキャシーがそっと教えてくれたものだと直感して、ワタシのだっ。そう言ったところで競り
に勝たないことには話にならないので、Lot #5の番が来て司会者が開始価格を言った瞬間
にハイッ。他の人たちも次々に手を上げて競り上げるもので、みんな興奮して大いに盛り上
がっちゃったけど、手が上がらなくなったところで、司会者が「よろしいですか」と3回確認し
て、手を上げたままだったワタシに「売ったぁ~」。落札価格は5500ドル。

いやっほぉ~!やったぁ~!ばんざぁ~い!司会者の後ろにいたビルがワタシに向かって
親指を立ててにっこり。うれしいっ。みんなに「おめでとう」と祝福?されて、ワタシは天にも
昇る気持。理事会の会長になったリチャードが「また心臓発作を起こすんじゃないかと心配
したよ」とカレシに言うと、「やらかすと思ってたから」とカレシ。うん、やらかしたよねぇ。でも、
ほんとにonce in a lifetime(一生に一度)の貴重な体験になるんだから、70歳の誕生日が
近い自分へのでっかいプレゼントにしよ。