リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ひとりだったら仕事も家事もワンオペでしょ?

2018年03月19日 | 日々の風の吹くまま
3月18日(日曜日)。雨のち曇り。天気予報はそんなこと言ってなかったけどなあ。でも、カ
レシと散歩する道筋ではあちこちの庭で黄色いレンギョウが満開。バンクーバー市には桜
の木が何万本もあるけど、ニューウェストでは窓から見渡しても「もやっとピンク色」はまば
ら。それでも市役所の隣にある「フレンドシップガーデン」は守口市との姉妹都市提携を記
念したとかで日本風なので、まとまった数の桜が見られる。(守口ってどこにあるんだろう。)

目が覚めたら雨模様で、遊ぶ気満々の機先を殺がれた気分。でも、きのうは掃除と洗濯に
大活躍?したから、今日はだらりモードでいいかな。カレシのだらりモードは昼寝だけど、ワ
タシのはネット(特に小町横町)のお散歩。小町を開けたら『共働きって女にとって良いこと
あるんでしょうか?』という問い。えっ、たくさんあるけど?ま、共働きと言えば、家事に協力
せずに妻に家事も仕事もと求めるのは不公平、家事分担を稼ぎの比率(家庭への出資比
率?)で決めるべき、はては専業主婦から「家事はタイヘンなんだから夫も分担すべき」と
言った話になるんだけど、男が「オレが専業主夫になって家事を全部やるから、キミは外で
バリバリ稼いでね」と言うのはナシらしい。

日本の社会事情を(見える範囲で)見る限りでは、平成になって30年経つのに、まだ「女は
家庭、男は仕事」という何とも昭和な図式がしぶとく生きているという印象で、独特の平等感
とバブル後のデフレ社会が「損をしたくない」という、ある意味で自己防衛的な思考の土壌
になったんだろうか。たしかに、仕事も家事もフルタイムでやるのは、子なしのワタシでさえ
一度は燃え尽きたくらいきつい。でも、ひとり親は嫌でも仕事も家事も(子育ても)ワンオペ
なんで、共働き(というより働くこと)が「女にとって良いこと」ってそこにあるんじゃないかな。

つまりは「人格(パーソナリティ)の自立」。オールポートが言う「健康なパーソナリティ」として
自立できたら、人生が豊かになって理想的だと思うけど、まず人間として経済的、社会的に
自立することが第一歩じゃないかな。自分を自分の拠りどころにすれば最強の味方だから。
まあ、実は自立できていない人ほど自己中なところがあって、自己肯定感が低いせいでい
つも身構えていて、他人が自分の気持を満たしてくれないとその人を自己中だと非難する
ことが多いように思えるけど、はて・・・。