リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いい事をしたら気持がいいよね

2014年12月03日 | 日々の風の吹くまま
午前11時半に目覚ましが鳴って、飛び起きて5分後にシーラとヴァルが掃除道具を持って
到着。ヴァルがリビングを覗いて「あら、まだツリーを飾ってない」。それを聞いたカレシが
「あまり急がせるなよ」。12月の会話ってみんな何となくせわしないなあ。それでなくても
「To-do list(やる事リスト)」がどんどん長くなるのに。ま、お客さんには来週金曜日で「本年
の営業は終了」と予告したので、うまく行けばこのまま仕事なしで休み・・・。

小町横町の寄付好き夫のその後を読んでいたら、「ボランティアのように時間を割かずに、
寄付でいい事をしたという満足感を得ている」というコメント。時間を割くボランティアは金だ
けの寄付より偉いと言いたいのかなあ。ボランティアと寄付は、時間を寄付するかお金をボ
ランティアするかの違いだけで、社会貢献という車の両輪だと思ってたけど、日本には寄付
は汗をかかずに自己満足を得るもの(偽善)という見方もあるってことか。まあ、日本人は昔
からお金は汚い、労働は尊いと考えているらしいけど、どんな立派な事業もお金がなけれ
ばボランティアがどれだけいたって回らないだろうに。

どうも他人の幸せ感や満足を否定したがる人が多いなあと思ってはいたけど、そういう人で
自身は幸せと言う人にはお目にかかったことがない。みんな不幸せ、不満足だけど、自分
の手で幸せや満足を得る努力はせずに他人の善行を「自己満足」とこき下ろすことで自己
評価を嵩上げしている感じ。同じように、お金を汚いものだという人は、あんがいお金を持っ
ていないか、その価値がわからない人なんじゃないかと思うな。否定的な発言にはけっこう
その人自身のダークな心理が反映されていたりするから。

「いい事」をしたら何であっても気持がいいもんだよ。自然に笑顔になる。見返りやお礼のあ
るなしはこの際どうでもいい。喜ぶ人がいるなら、たとえそれが会うことのない見ず知らずの
人たちであっても、ワタシは幸せ倍増。でも、日本の伝統的な「贈答文化」ではそうも行かな
いのかな。「もらったらお返しをしなければ」を裏返すと「あげたらお返しをされるべき」となる
わけで、小町横町でも「お返しがない(少ない)」と愚痴る人がいつもいる。均一を要求する
社会の中で「認められたい」感の強い人が多いのかもしれないとしても、やっぱりどこかで
人間観が根本的に違っているような気がする。どこが違うと聞かれても困るけど・・・。