リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

劇団の年次総会に出席

2014年12月01日 | 日々の風の吹くまま
今日から12月。ラジオは夜中過ぎから一斉にクリスマス音楽を流し始め、カレンダーをめく
ると「待ったなし」の気分になる師走。センセイでなくても走りたくなるけど、日本ではセンセ
イたちが東奔西走する選挙戦が始まったんだっけ。アベクンがヘンな洒落をかましたってわ
けでもないだろうけど、これがほんとの師走。傍から見ていると、本音では成立させたくない
法案をチャラにするための選挙みたいな印象。まあ日本の人が決めることなので、選挙権
のないワタシは野次馬を決め込むことにする。

今日はNPOであるArts Clubの年次総会。シーズンチケットを買った人もsubscriber(企
業なら株主)として議決権があるんだけど、来る人はせいぜい数人かな。2013年度総会
議事録を承認。議長報告を承認。8月31日付けの決算報告(黒字!)を承認。監査法人の
継続を承認。(ガバナンス委員会勧告の)理事会を承認。芸術総監督の報告を承認。専務
理事の報告を承認。みんなほぼ全会一致でしゃんしゃんと30分ほどで閉会。創立50周年
の前年度1年間の観客動員数は21万人。人口200万ほどの地方都市の劇団としては悪く
ないと思うな。

総会の後は一階の併設ラウンジで打ち上げレセプション。夕食に行くのでワイン1杯だけに
して、すっかり顔なじみになった人たちと歓談。営業部長から昇格した新しい専務理事はこ
てこてのオージー訛りの(パルミーダが評した通りの)愉快な人。私たちが座っていたところ
へ「よろしく」と言ってきたのでお近づきのご挨拶。「芸術監督サークル」のメンバーはある意
味で大株主のようなもんだから、けっこうちやほやされるけど、それでもオープニングナイト
のレセプションやイベントでいつも会っていると外交辞令を通り越した親交も生まれて来る。
極楽とんぼの地のままで楽しんでいるうちに、少しずつ大家族の一員になって来た気がす
るな。こういう交流は相手が誰でもヘンに力まないのが一番。

しばしおしゃべりの後でお暇して、Sand Barで夕食。寒波の月曜日の夜にしては込んでい
るのは『Avenue Q』を観に行く人たちかな。予約してないけどと言ったら、「最高のお席があ
ります」と夜景がきれいなテーブル。ワインと前菜とメインで満腹なのに、カレシがデザート
を食べるというので、ワタシは「セカンドスプーン」を注文。これをやるとどこでも大受けする
からおもしろい。サーバーと適度に打ち解けるのは食事を楽しくする調味料なの。うん、今
日は楽しかった!