徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ガラス魔法瓶、壊れる

2018年08月05日 | 日記・エッセイ・コラム

家を改築したとき、オール電化に変えた。
ガスが嫌いだったからである。
ガスの元栓とコンロを結ぶゴム管がどうしても信頼できなかった。
ただ、エコキュートにも疑問も感じていた。
大量のお湯を常時保持していることがエコとは思えなかった。
必要な時に必要なだけ瞬間的に沸かすガス湯沸かし器のほうが理にかなっている。
モヤモヤした気持ちを解消できないまま、オール電化を導入してしまった。

これまでは電気ポットを使っていた。
いつでも温かいお湯が飲めるのは、魔法瓶の当然の進化だと思っていた。
しかし、エコキュートの件で、これにも疑問を抱くようになった。
結果、電気ポットをやめて、1リットルの電気ケトルと、1リットルの魔法瓶に変えた。
電気ケトルはタイガーの「わく子」、魔法瓶はピーコックのガラス魔法瓶である。

ピーコックガラス魔法瓶
そのガラス魔法瓶をテーブルから落としてしまった。
ドンという音と、ガシャという音が同時に鳴り響き、魔法瓶からお湯が漏れ出した。
あたりには小さなガラス片がちらばっていた。
ガラス魔法瓶が壊れる瞬間を始めて経験した。

大阪はガラス製造が盛んな地域で、その中からガラス魔法瓶が主力産業に育っていった。
象印もタイガーもここから生まれた。
ステンレス魔法瓶を開発したのはサーモスで、やがて壊れやすいガラス魔法瓶に代って、ステンレスが主流になった。
懐かしさからガラス魔法瓶を購入したが、こういうことだったのである。

後継には、サーモスのステンレス魔法瓶を購入した。

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