徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

東京五輪、一年延期

2020年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

3月25日、NYダウは急騰し、史上最大の上げ幅2112ドル高を記録した。11.3%という考えられないような急騰である。
前日の終値は18,591ドルで、FRBが無制限QEを発表しても売りは止まらなかった。1か月前は3万ドル直前だった株価が、4桁の乱高下を繰り返し、わずか1か月で1万ドル以上も下落した。3年以上かけて上げた株価をわずか1か月で失ったことになる。それが突然急騰した理由は、1兆ドル超の大型経済政策について合意間近という報道によるものだ。30%以上急落していた日経平均も、この動きを先取りし、昨日は1000円を超える上昇だった。早くも底入れ報道も出てきた。
本当にそうなのだろうか。面白いグラフを見つけた。危機発生後の日経平均の暴落局面を比較したものだ。直近、1か月の下落スピードはリーマンショックの時と同じだ。リーマンショックは一度底を打った後、再び大きく崩れている。二番底だ、三番底だという混乱が延々と続いた記憶がある。コロナショックが1か月程度の混乱だとはとても思えない。

現実に、コロナショックはいまだ終息の目途が立っていない。人が集まる場所は次々とシャットアウトされているし、東京五輪もとうとう延期になってしまった。日本の稼ぎ頭の車は、相次ぐ工場の停止で、生産台数は昨年の半分ぐらいに減ると言われている。株価は反発したが、経済活動が回復する情報はどこにもない。

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