徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

コロナ禍の鹿児島旅行 加治屋町

2021年02月21日 | 旅行記

指宿から鹿児島市内に戻った。一般道よりは早く戻れると思い、指宿スカイラインを使ったのだが、霧でスピードが出せず、山道で疲れただけだった。

向かったのは、維新の英雄を多数輩出した加治屋町。「牛かつぎゅう太」で昼食を取った後、「維新ふるさと館」に行った。駐車場の前に西郷隆盛の生家跡であり、「維新ふるさと館」の隣に大久保利通の生家跡がある。NHKで放送された「せごどん」では、史実を無視して、西郷と大久保を隣同士にしていた。その他にも、島津斉彬が下級武士と相撲を取ったり、ロシアンルーレットで藩主の禅譲を迫ったり、あまりにも荒唐無稽で、見る気になれなかった。
西郷隆盛生家跡
「維新ふるさと館」には、当時の遺品や写真が数多く展示されているものだと思っていた。ほとんどがパネル展示で、まるで司馬遼太郎の「翔ぶが如く」の要約を見てるようだった。
大久保利通像
「維新ふるさと館」から少し歩いたところに大久保利通の銅像がある。鹿児島では「西郷さんを裏切った敵」として嫌われているらしい。西郷隆盛像が没後50年を記念して建立されたのに対して、こちらは没後100年である。この像が建立されて40年が過ぎ、その間に、「翔ぶが如く」のようなドラマが作られ、「維新ふるさと館」も作られた。いまでも、鹿児島県民は大久保嫌いなのだろうか。

お気に入り名盤! オスカー・ピーターソン:An Evening With Oscar Peterson

 

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