徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

大コロナ禍の延暦寺

2022年02月15日 | 旅行記

午後は気温も上がり、比叡山ドライブウェイはノーマルタイヤでも通行できた。東塔の駐車場まで行き、待合所の中にある蕎麦屋で遅い昼食をとった。注文したのは名物の「延暦寺そば」、山菜そばに天かすととろろ昆布を加えたもので、味はそれなりだった。

根本中堂は平成の大改修中で、建物は素屋根ですっぽり覆われていた。工事期間は平成28年から約10年間、改修費用は実に50億円だという。参拝は可能で、中に入るとそこは工事現場、鉄パイプの足場が所狭しと組み上げられていた。主に屋根の改修なので、内陣は普通に参拝できると思っていたが、そこにも鉄パイプの足場が組まれていてた。不滅の法灯は確認できたが、やや興ざめだった。
延暦寺根本中堂
西塔に移動。ここでは、釈迦堂を参拝。行く途中に、にない堂を通る。同じ形をしたお堂が廊下でつながっていて、右側が法華経を教える法華堂、左側が念仏を教える常行堂。つまり、「南無妙法蓮華経」と「南無阿弥陀仏」が同等に扱われている不思議な建物である。ブラタモリでそのあたりの事情を解説していたような気もするが、忘れてしまった。
延暦寺にない堂
釈迦堂は延暦寺に現存する最古の建物で、もとは三井寺の金堂だったものを秀吉がここに移築したらしい。ご本尊は釈迦如来である。

延暦寺釈迦堂
ここも土禁、靴を脱ぐのが本当に煩わしい。西塔の御朱印は3種類あり、ここで全ての御朱印がもらえる。参拝できなかった浄土院の御朱印「阿弥陀如来」をもらおうとしたら、「ここの御本尊はこちらですよ」ときつい調子で言われた。あがらうこともためらわれ、釈迦堂の御朱印「大雄殿」を書いてもらった。

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