今年のマスターズはスペインのジョン・ラームが通算12アンダーで初優勝。最終ラウンドを2位から出ての逆転勝ちで、21年の全米オープンに続いてメジャー2勝目を挙げた。第3ラウンドまでトップだったブルックス・ケプカは崩れ、4打差の2位。第3ラウンド最下位のタイガー・ウッズは最終日棄権した。2年ぶりの優勝を狙った松山英樹は最終ラウンドで75とスコアを落とし、通算2アンダーの16位に終わった。
平穏だったのは初日だけで、その後は強風、豪雨による悪天候で再三中止になった。ケプカ独走で、ゲーム自体も面白くない上に、運営もガタガタでは白けるばかりだ。
最終日、松山は首位と6打差の5位でスタートしたが、1番ホールでボギー。その時点で見るのをやめた。再び、テレビを点けた時、松山は14番ホールに来ていた。スコアはスタート時点と同じだったが、ここでまたボギー。楽勝と思われたケプカが2位に後退し、ラームが首位に立っていたが、どうでもいい。またテレビを消した。マスターズもつまらなくなったものだ。
今、何かと話題になっているLIVゴルフ。グレッグ・ノーマンがCEOを務め、サウジアラビアがスポンサーのゴルフツアーで、トッププロ48人が個人とチームで破格の高額賞金を競う。ダスティン・ジョンソンやバッバ・ワトソン、セルジオ・ガルシアなどの有名プロが参加し、マスターズで上位に来たケプカやフィル・ミケルソンも参加している。PGAは、LIVゴルフ参加者を除名処分にしており、ゴルフ界までも「分断」の時代になった。
メジャートーナメントだけは、PGA会員でなくても過去の実績で出場できるが、いずれ消えていなくなる。ますます、マスターズがつまらなくなる。
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