荒れ放題だった小出川の草刈りと河床浚渫工事が始まったのが昨年の12月。
これまでの河川整備は、シャベルのアームを伸ばして土砂をすくうだけだった。アームの届かないところはそのまま残ってしまい、そこに新たな土砂がたまって、すぐ雑草の島ができてしまう。景観整備とは程遠い内容だった。
今回は、かなり期待していたのだが、結果は見てのとおりだ。
川の中央にある石垣のようなものは、数年前の工事の際に取りきれなかった土砂の跡である。石垣の先に堆積している土砂も放置されたままだ。いずれ雑草が生い茂り、中州のようになるのにそんなに時間はかからない。また、この堆積した土砂のせいで、石垣の左は水が流れていない、澱んでいるだけだ。いずれ悪臭のもとになる。
茅ヶ崎市の景観まちづくりには、「市民に親しまれる水辺の景観の形成を進めます」とあるが、こんな見苦しい整備は記憶にない。
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