読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

半落ち

2005-02-19 23:59:42 | 観た、聴いた
昔、「人間の証明」の映画CMで
「観てから読むか、読んでから観るか」
というのがあったが、映画「半落ち」は読んでから観ようと思っていた。

しかし、昨日の日本アカデミー賞で作品賞と主演男優賞を受賞したと聞いて、昨年末録画をしていたビデオを観た。

多分泣かせる展開なんだろうと、覚悟をしながら、しかし、今回はガマンするぞと思いつつ観ていた。

で、ホント最後の最後まで泣かなかった、のに、最後でなあ・・・
って、何も泣くか泣かないかで映画を観ているわけでもあるまいし・・・

何が正義か?生きるとは何か?

ということにあまりにも真正面から取り組んでいて、だから「いい」ってとこと「そこまではなあ」ってところとあって、なんとも言い難いのだが・・・

人と人との関りというのは、理屈だけでは語れず、割り切れず・・・なのだと思う。
「社会通念上、妥当」ということは誰にも詳しくは説明できないのだ。

人が人を裁くということは、非常に難しい。それは裁判だけではなく、社会全体の問題であるとは思う。

まあいろいろ考えさせられたのだが、その辺については「追々」ということで。

追伸
 本日はおとなしく休養をしていたので、風邪も治まりかけている。と思う。
 小説新潮1月号、2月号を読む。
コメント (2)
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