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読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

電子レンジが怖い

2005-02-03 23:51:47 | 日々雑感
電子レンジはこわい、のではなく、電子レンジがこわい、のだ。

何故か?

まず、あの冷たい容姿のくせして、中に物を入れると温める、という行為が信じられない。

私は、彼は絶対、内部に不満を抱えていて、いつか爆発するのではないか、と思っている。
爆発寸前のエネルギーを、あの「モノを温める」という作業にイマは置き換えているだけなのである。
我々は、彼に騙されている。
彼はひそかに爆発するチャンスを狙っている。
だから、私はモノを彼の中にいれ温める指示をするとその場を離れる。
いつ爆発するかわからない彼の、仕事に付き合って巻き込まれたくはない。
つまり「君子危うきに近寄らず」なのである。

彼の不満の原点を、私はこう推測している。
多くの機能を備えているのに、あまり利用してもらえず、ただひたすら「温める」という単純作業に従事している。能力を評価されていない。

えっ?電子レンジって温めるだけではないの?なんて考えていたあなた、そういうあなたが彼の爆発の原因なのだ。

とまあ、イロイロ考えては見たが、実際のところ、ただなんとなくこわいのである。
それはつまり、あの仕掛けがよくわからないからだと思う。
やはり「火」をつかって温める、というのがいいと思うのだ。

追伸
 「ローマ人の物語11」(塩野七生)「俥宿」(出久根達郎)を読んでいる。
 「週刊朝日」「モーニング」を購入
コメント (2)
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