goo blog サービス終了のお知らせ 

WALKER’S 

歩く男の日日

11日目 民宿まさご(高知市)~なずな(須崎市)

2017-07-02 | 17年四国の旅


 朝食は6時から、味噌汁も出てきます。


 まさごを6時56分に出発、朝からしっかりした雨が降っています、昨日と違って1日中雨の予報、雷注意報も出ています。
 33番雪蹊寺まで36分ちょうど、時速は6kmちょうどでした。足首の筋の張りはほとんど気にならない程度になってタイムを狙おうと思えばできないこともないけれど、雨も降っているし、1分2分速く歩いたところでどうということもないので、今日も気分が乗らない限り押さえ気味で行くことにします。
 到着したとき、外国人男性二人連れがちょうど発つところ、挨拶だけして見送ります。雪蹊寺では3年連続雨になりました、こんなことは今まで一度もなかったはずです。10回巡って多いところで3回ぐらい雨を経験したことはあるけれど、それが3年連続というのはちょっと思いつかない。次の種間寺は2年前は止んでいたので3年連続にはなりません。


 雪蹊寺を7時51分に出発、3.4km先、車の道と歩きの道が合流するところで外国人に追いつきました、二人はビニルハウスの中を行く歩きの道に入れなくてそのまま県道を歩いてきた、ぼくもビニルハウスの道に入れたのは3回目からでした。声をかけたら年配の男性は日本語ができるようで少し話を聞けました。昨日は高知駅の近くのホテルに泊まってバスで33番まで来た、基本的に宿に泊まって野宿はしない、札所間の距離があるときはバスや電車を使うこともあるそうです。今日は国民宿舎土佐まで、
 33番から62分かかって9時06分、34番種間寺に到着です、時速は6.12km、昨日よりは同じ力を抜いても少し動きがいいようです、
 境内には歩きのご夫婦がちょうどお参りを終えたところです、間違いなく高知屋からでしょう、



 9時15分に種間寺を出発、仁淀川を渡るまで先を行く人には追いつきませんでした、6回お世話になった喜久屋旅館の前を通り、高岡第一小学校の南側の道、三嶋神社の右脇を抜けて国道56号バイパスを横断したあたりで打ち戻ってくる人と出会いました、見るからに野宿の荷物、そのすぐ後にまた野宿らしき男性二人連れとすれ違う、3人とも種間寺の通夜堂だったでしょうか、
 高速の下を抜けるところで男性に追いつきます、その先でもう一人、さらにすぐ先で打ち戻ってくる人は昨日禅師峰寺の登り口で会った人でした。高知屋に泊まったであろう人はこれで5人、清滝寺の山門に近づくと日本人女性と外国人男性のカップルが山門の軒にザックを預けてこれから登るところでした。
 11時ちょうど、種間寺から101分で35番清滝寺に到着です。
 お参りを終えて高速の下で追い抜いた人が上がってきたので話を聞くと高知屋に泊まったのは7人くらいだったというから、その人たち全部とここまでで出会ったことになります。7人ともおそらく国民宿舎土佐だから、外国人二人を加えて9人が泊まることになるでしょう。高知屋から国民宿舎まで30km、その先のなずなまでは37kmになるから歩ける人は少ない。
 20分ほど休んで、11時34分、山門を出発しました。


 雨が降っているし、今日も初めての道はないので写真は撮りませんでした。札所に着いたときだけ時間を確認するために撮っています。
 清滝寺を下りて国道バイパスの交差点にあるローソンでアイスとチョコを買います。喜久屋旅館は素泊まりだったからいつもここで夕食と朝食を買っていた、塚地坂トンネルの手前のヘンロ小屋で20分ほど休憩、宇佐大橋の手前で野宿の二人連れに追いつき、橋の上では打ち戻ってくる人とすれ違います、この人は今日初めて出会う人でした、渡って少し進んだ所で禅師峰寺で会った人に追いつきます、今日の宿を聞いたら、やはり国民宿舎でした。
 36番青龍寺に到着したのは14時19分、清滝寺から正味の歩行時間は141分、時速は5.7kmほどでした、さすがに1日の後半だし靴の中はグッショリだからこのへんがいいところ、ベストは6.5km、朝一番の記録ですからね。
 境内に上がる途中下りてくるご夫婦に声をかけると、なんと種間寺で会った二人、よく聞けば車のお接待で飛んできたようです、宿は当然国民宿舎、車に乗っていなかったらもう2時間は遅かったかも、
 14時35分、青龍寺を出発、宿まで6.7kmです。


 15時43分、なずなに到着です、最後はちょっと踏ん張って時速6kmでした。


 評判はかねがね聞いていたけれど、やっぱりすごい。
 定員は4人、4組ではなくて4人、二人連れが来ると部屋は空いていても満室ということになるみたいです。今日も満室で同宿は3人の男性、宇佐大橋の上ですれ違った人はよく聞けば鮒の里でも同宿だった神職の人でした。彼は鮒の里を5時頃出て山茶花まで行って、ぼくは番外の方に行ってさかもとまでだったからずいぶん先を進んでいたのがやっと追いついた。ぼくは電車にも乗ったけれど薬王寺と最御崎寺の奥の院にも寄ったからこれだけ時間がかかったということのようです。普通に歩いていると何日も後にまた同宿ということは絶対にないのですが、今回は番外への寄り道が多いので今までにはない経験がこの後にも何回かでてきます。
 あとの二人は初めてのFさんと、2回目のTさん、Fさんは土佐の白石旅館から、Tさんはバスで雪蹊寺まで来て、青龍寺は飛ばしてここまで31kmほど。二人には宿案内を渡してずいぶん話も盛り上がりました。昨日一昨日と二日続きで同宿がなかったので、いい話ができてよかった。

この記事についてブログを書く
« 10日目 民宿喫茶きらく~... | トップ | 12日目 なずな(須崎市)... »