さくらそう(日本桜草)の鉢ですが、小さな葉が出ています。
我が家では毎年葉が枯れる7月頃からちらほら見かけるのですが、今年の夏はほとんど見られませんでした。
それが涼しくなるにつれて出てくる葉が増えてきたように見えるので、夏の間は高い気温が影響して出なかったのかもしれません。
夏以降に葉が出てくるのは、地中の芽が枯れたり根が切れたりした場合に多いということも見聞きしますので、良いことでは無さそうです。
ただ、3芽、4芽と複数の芽を植えた鉢でもこの現象が見られるのは1株だけという場合も少なくないので、それほどがっかり気落ちするほどのことでもないと私は思っています。
こちらはプランターです。
夏の間は雑草が生えていましたが、抜き取りました。
根がしっかりと張った雑草を抜くと、さくらそうの根が見えることが多いのですが、古土を再利用したプランターにほとんど見えず、枯れて無くなっているのでは?と思うようなものもありました。
古土と言っても今までは前の年に他の植物を栽培したもの、もしくは2年前に桜草を栽培して前年は他の植物を栽培した土を使っていましたが、そのプランターは昨年も同じ桜草を栽培していた土を再利用したもので、その影響もあるのかもしれないのですが、鉢やプランターなどの栽培容器の大きさが大きくなればなるほど水はけが悪く(水もちが良く?)なるので、小さな鉢よりも用土の水はけの良さが重要になるようです。
私は水のやり過ぎなのか、9cmポットに1芽植えというように鉢が小さい方が根腐れなど栽培の失敗が少ないです。
さくらそう栽培に増し土が必要なのか否かということは人によって考え方に違いがあるようです。
私は昨年から大きなプランターには増し土をせずに様子を見ていますが、根茎や根が見えてもいつの間にか見えなくなるものがほとんどです。
今年は10.5cm以下の小さなビニールポットでも試してみましたが、こちらは1、2ヶ月過ぎても変わりなかったので増し土しました。
毎日観察していた訳ではないので推測ですが、プランターや大きな鉢のように土の量に余裕があると、成長に伴って一旦は地上に出てしまった株も、いずれは土の中に自然に潜っていくものなのかもしれません。
それが小さな鉢では根が回ってしまうか鉢底に達してしまうかしたために潜ることができないので、その代わりとして増し土をする必要があるということなのかも、と考えています。