今日は天気予報どおり冷え込んで空が澄んでいたので、家から30分ほど歩いて富士山の写真を撮りに行きました。
空の上の方は色の濃い青空ですが、下の方は白っぽく霞んでいたものの、この冬では最もくっきりと富士山が見えたように感じます。(35mmフィルムカメラ換算140mm相当で撮影)
行き帰りにはよく散歩に出かける川沿いの道も歩いてきましたが、カワセミ、コサギ、シジュウカラ、カルガモ、マガモなどの野鳥が見られ、一眼レフカメラに望遠レンズを付けて三脚を立てて撮影している人もいました。
ここは遊歩道としては幅が広く、大型の三脚を広げてもせいぜい道幅の三分の一程度をふさぐ程度で済む場所が多く、三脚撮影でも他人の迷惑にはなりにくいのですが、鳥の移動に合わせて三脚を広げたまま走って移動している人を見かけました。
シャッターチャンスを逃したくない気持ちはわかりますが、三脚は長さは縮めなくとも脚を真っ直ぐに畳んだ状態で移動した方が安全ではないかと、写真撮影に夢中になっていると周りが見えなくなるものだとう自分自身への戒めも含めて、考えさせられました。
近くの少し芝生が広がっている場所に、ゴルフの練習はしないよう注意を呼びかける看板が設置されました。
私もゴルフクラブを素振りしている人を見かけたことがありますが、少なくとも私が見た人は近くに人がいれば振るのを止めていて、危険は感じられませんでした。
まぁ実際に危険な事をしていた人がいたのかもしれませんが、発生する可能性が低くとも万が一のことを考えて規制するのが近頃の風潮なのでしょう。
そうした事を考えると、カメラの三脚も禁止にならないかと少し心配になります。
野鳥撮影では手持ちでは支えきれないような重いレンズを使うこともあるでしょうし、風景撮影ではスローシャッターで川の水の流れを表現する時などに三脚が必要になる場合もあると思います。
三脚が使えなくなると、その場所ではもう撮れない写真が出来てしまいます。
以前は見られなかったのですが、最近は柵の中に入って撮っている人も見かけるので、杞憂に終わらない事になりそうな気もします。