草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

朝顔の花色と朝顔の思い出

2008-08-08 | 庭の花いろいろ
曇りの日や気温が低くなる季節には午後まで咲いていることもある朝顔の花ですが、最近のように晴れて30度を超える気温の日には、花が昼までもちません。

日光が当たったり気温が高くなると、青や紫の色の花は赤みを帯びた色に変わるものが多く、他の花色でも色の鮮やかさが失われるものが多く見られるので、朝顔の花色は朝の直射日光が当たる前の時間帯に最も綺麗に見えるようです。

朝顔の花には私にとって忘れられない思い出があります。
小学校一年生の時に理科の授業で一人一鉢ずつ栽培したものが私が最初に栽培した朝顔なのですが、その時に「赤い花かな?青い花かな?紫の花かな?」と、どんな色の花が咲くのか期待が膨らんでいました。
今から思えば朝顔の花色には桃色、水色、白などもあるのに、何で赤・青・紫と思ったのかは謎なのですが・・・

つるが伸びて花芽が付き、たしか夏休み直前に花が咲き始めました。
その花の色は、想像とはかけ離れた「薄い青に白覆輪、花の中心の筒の部分が赤みを帯びたもの」でした。
後になって考えてみると水色や浅葱色といった花色に近いものですが、比較的早い時間帯から赤みを帯びてくることもあって、何だかはっきりしない色だなぁという印象で、その当時はあまり好きにはなれなかった記憶があります。

それでも何年かは種を採って育て続けましたが、いつの間にか絶やしてしまいました。
花の大きさは小さいことや葉の形など、今ではあまり種が市販されていないようなものだと思いますし、残しておけば良かったかなとも思っています。
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