草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう‘流れ星’

2007-05-12 | さくらそうの花
‘流れ星’(ながれぼし)
白で花の中央の「目」と呼ばれる部分が赤みを帯びる、かがり弁浅抱え咲きの花です。
比較的小さな花で、赤い目が可愛らしく、花の形と「流れ星」と言う名前もぴったりな印象です。

この品種は比較的新しいもののようなのですが、新しい品種は(戦後に作出されたものと言えば良いでしょうか)誰にでも解りやすい品種名が増えてきているように思います。
(古い品種は、幅広い知識が無いとどうしてその名前が付けられたのかが理解できない名前も多く、私などは書籍等の解説文を見てほんの少し解ったような気になっている程度のものが多いです)

この品種は、さくらそう仲間の方から譲って頂いて我が家にやってきたものです。
さくらそうは古くから愛好家間の苗の交換が盛んで、そのために多くの品種が広く普及し、江戸時代の作出とされている古い品種も絶えることなく現代まで受け継がれてきたのだと思います。
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さくらそう‘濡燕’

2007-05-12 | さくらそうの花
‘濡燕’(ぬれつばめ)
表は白地(白ではなく、ごく淡い紅色かもしれません)に底紅、裏は薄い紅色の、桜弁平咲きの花です。
花の大きさはそれほど大きくなく、単純な花形であるため、野生種に近いように感じられる花です。
紅色の入り方は一定ではないようで、花弁先端近くまで紅色が入っていることもあります。

園芸品種としてはあまり改良されていないような印象の花ですが、単純ではあるけれどもいくら見ていても見飽きない魅力的な花だと私は感じています。
ただ、開花時期がやや遅いせいかもしれませんが、花の寿命が若干短いように思います。
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