飛行機さつえい奮闘記
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2014年01月20日(月) VNL804便 那覇→成田12:30→15:00
A320-200 JA02VA 座席:31F 那覇SPOT:78 成田SPOT:100F 高度:39000ft 速度:1100km/h 区間マイル:984mile 3500円(わくわくバニラ:内訳 運賃:3000円 座席指定料:300円 支払手数料:200円)


寒いさむ~い関東へ帰ります!…帰りたくない(^_^;)
帰りは昨年12月20日に就航開始した、エアアジアジャパン改め『バニラエア』です。初めてのバニラです!
『バニラエア株式会社』は全身である『エアアジアジャパン株式会社』を社名変更した会社であり、エアアジアジャパンの従業員ほとんどがそのままバニラエアに移っていると言われています。
2013年10月26日にエアアジアジャパンブランドでの運航を終了し、同年12月20日にはバニラエアとして異例のスピードで運航を再開しました。バックにANAホールディングスがいるからこそですね。

バニラエアはエアアジアジャパンで悪評があったWeb予約プロセスを一新、とにかくシンプルに、分かり易くをコンセプトとしています。
運賃タイプには高い順に
①コミコミバニラ(座席指定料無料、諸手数料を払うことにより便変更、払戻可能、手荷物20kgまで無料)
②シンプルバニラ(座席指定料有料、諸手数料を払うことにより便変更可能、払戻不可、手荷物20kgまで無料)
③わくわくバニラ(座席指定料有料、便変更、払戻不可、手荷物有料)

と三種類が用意されています。そのうち普段より予約できるものは『コミコミバニラ』と『シンプルバニラ』の二種類。『わくわくバニラ』はキャンペーン運賃の扱いとなっています。
シンプルバニラ(Peachのハッピーピーチ、ジェットスターのStarterに相当)でも手荷物が20kgまで無料で預けられるのは大きいですね。


私は12月中旬に開催されていた『わくわくバニラ第三弾』に参戦、那覇-成田で運賃は3000円でした。ちなみに第一弾の『わくわくバニラ』は1000円、第二弾は2000円、第四弾は4000円と徐々に高くなっていましたw


参戦と言っても開始と同時に予約した訳ではなく、3000円で購入できる便は日、時間を問わず数多くありました。私が購入しようとしていた1月20日もご覧のとおり。ちなみに前日の19日(日)でも3000円で買える便はまだ残っていました。
那覇で一日撮影して帰るのであれば夜便がいいのですが、やはり初搭乗は日中のほうがいい!12時30分に出発するJW804便にしました。


座席指定は…ガーラガラw 座席指定料は300円、更に支払い手数料の200円を加えて、3500円で予約することができました。
以前ジェットスターの最低価格保証を利用しエアアジアジャパンと戦わせ、4322円で那覇-成田便を搭乗したことがありましたが、その記録をさらに上回りました!


午前中は那覇空港で撮影を行っており、時刻は11時10分。
11時35分にANA125便が那覇空港に到着しますが、曇り空であんまり美味しくないので早めにLCCターミナルへ向かいます。


Webチェックインをするとカウンターに寄る事無く、そのまま保安検査を受けられますが、Webチェックインは出発48時間前から。私はノートPCを持ち歩いていますが、印刷環境がないのでカウンターでチェックインを行います。


就航当初は一日1往復のみだった成田-那覇線も一日3往復になりました。更に3便の空きがあります。全て埋めてもらいたいですね。



カウンターでペラペラな感熱紙搭乗券を発券し、保安検査を通過して出発ロビーへ。Flight Radar24をチェックしてみると、折り返しJW804便となるJW803便は那覇空港にアプローチをしていました。定刻での出発になりそうです。
搭乗案内順はPeachと同じ方式。まず窓側のA/F列の乗客を搭乗させ、後方座席、前方座席の順番になります。
他社のいいところ、どんどん真似して効率のいい運用を目指してもらいたいですね。


12時13分、搭乗が開始されました。私は後方座席の窓側なので、ほぼ先頭で搭乗口を通過します。
まだ出発準備が整っていないらしく、機体の前で待ちぼうけ。


隣のPeachはバスでの搭乗でした。那覇のLCCターミナルでなぜバスでの搭乗なんだ!?と混乱していましたが、台北行きのMM922便、国際線だったのですね。


12時20分、機体への搭乗が開始されます。本日の機体は2号機のJA02VA。


バニラエアと言えば、黄色い尾翼がトレードマークですが、2号機は白基調の塗装。2号機、3号機は白基調の塗装となり、4号機、5号機は1号機と同様のフルカラー塗装となるとのこと。
また、4号機と5号機はANAからのリース機を使用する為、166席のゆったり仕様になるとのことです。


機体は違えど、中はエアアジアジャパン当時と全く一緒、黒のレザーシートに赤いシートベルトです。
この日のFA(フライトアテンダント)さんは4名+OJTのFAさん1名の計5名。鮮やかな青い制服に身を包んだFAさんはエアアジア時代と比べて清楚で日本人受けするようなメイクとなっていました。


私の座席は最後尾の31F。ウイングレットの内側にはバニラエアのロゴが入っています。
定刻より3分早い12時27分、ドアクローズ。
『本日はバニラエアをご利用頂きまして誠にありがとうございます。この便はバニラエアJW804便、成田国際空港行きでございます…』
チーフパーサーによる丁寧な挨拶が始まりました。座席の狭さ以外は大手航空会社とほとんど変わりません。
『…それではバニラエアでのひと時をお楽しみください』
バニラエアでの空の旅が始まりました!初めてのバニラエア、ワクワクしてきます!

この日の乗客は73+3名とガラガラ。私が座った列も通路側までまるごと空席となっていました。OJTのFAさんはキャビンの空いている席に座るようで、私の斜め前、30Dの座席に着席。ランウェイ36へ向けてタキシングを開始します。
那覇空港の端から端までのタキシング、ランウェイ36エンド付近で牛歩状態。12時~13時の間は多くの航空機が離発着するので、離陸にも時間がかかります。
機体後方からは先行機が何か分かりませんでしたが、先行機がE9誘導路より滑走路に入る時にその大きな姿が見えました。
先行機は…ANA126便、ジャンボジェット!!
すっかり忘れていましたがANA126便の出発時刻はJW804便と同じ、12時30分。両機とも定刻に出発したのでこのように連なるようにタキシングしていました。
ANA126便は大きな機体をゆっくり操り、ランウェイ36に進入。轟音を立てて飛び立っていきました。
普段、展望デッキや瀬長島からしか見ないジャンボジェットの離陸、まさか機内から見れるとは思いもせず、離陸前からテンションマックスになっていました。
ジャンボ機が離陸した後は着陸機を1機待機し、JW804便の順番。12時56分、ランウェイ36よりテイクオフ、一旦1000ftでレベルオフしたものの、すぐに制限が解除されたようで、エンジン音が高まり更に上昇、雲を突き抜け、成田を目指します。


13時06分、電子機器使用制限が解除され、外を一枚。眼下は雲がかかっています。


右から『安全のしおり』、旅行先で利用できる『バニラエアのたびクーポン』、機内食メニューの『Flight Kitchen』。


LCCに乗ったらやはり機内食を食べなくちゃ!メニュー表を開くと『パニラエア特製とろ~りクリームパン』


左側はホットミール、右側は軽食。ホットミールは700円、軽食は500円で統一されています。メニュー表にはカロリーやホットミールの温め時間の目安も書いてあります。


そして軽食やホットミール、スナックなどとドリンク・アルコール類を一緒に買うと、50円引きとなります。


私はホットミールを注文、約20分後、ドリンクと一緒にサーブされました。左上は一緒に買ったバニラエア特製クリームパンです。


『海の恵み パエリア風ごはん』、700円です。バニラエア・イエローのごはんにシーフード、トマトベースのソース、味もしっかりしており、美味しく頂きました。


そして『バニラエア特製 とろ~りクリームパン』、200円とお手頃です。


中はバニラが香るクリームがたっぷり。就航初便では成田→那覇便で売り切れた人気商品です。


安全のしおりの上に乗っているフィギュアはアニメ『ギャラクシーエンジェル』の『ヴァニラさん』、バニラエアが発表された当初から、『バニラエアでヴァニラさんと一緒にフライト!』というのを思い描いていたのですw


バニラエアで使用しているA320-200は180席仕様、エアアジアジャパンと同じ形状のシートです。
座席ポケットが足元にあることから狭く感じます。そういえばエアアジアで成田-那覇線に乗ったことありません…この狭さで満席だとかなり辛そうです。


外は奄美大島。美しいエメラルドグリーンの海が見えています。


と、機内食を食べたり、シートポケットにある旅クーポンを眺めながら、バニラエアの空の旅を楽しんでいました。
帰りは偏西風に乗ってのフライト、早い早い。2時間ほどの空の旅、まもなく終盤。スポイラーを出して減速、高度を落としていきます。
14時35分、ベルトサインが点灯し更に降下。成田空港はすっかり北風運用だと思っていましたが、まさかの南風運用。銚子市の南側より千葉県上空に入り、東京アプローチに誘導されながらダウンウインドレグ、ベースレグ、ファイナルレグとアプローチしていきます。
利根川上空でベースレグ、気流がかなり悪いらしく、かなりの揺れ。ファイナルレグを行い、ランウェイ16LのILSに乗ります。
14時55分、『えっ、着陸したの!?』と思うくらいのノンショックでランディング。価格は安くてもフライトは一流、素晴らしいですね。
キープローリングでランウェイエンドまで転がり誘導路へ。101番スポットを目指します。


14時59分、成田空港101番スポット到着!以前エアアジアジャパンがよく使用していたスポットです。
奥ではLCCターミナルの建設が着々と進んでいます。


最後に降機し、担当していただいたFAさんを撮影させてもらいました。OJTで搭乗している1名のFAさんを除き、全員がエアアジア・ジャパンからの移籍組。
ド派手なメイクに赤い制服に見を包んでいたFAさんは、ナチュラルメイクで青い清楚なFAさんに変貌しました。
しかしエアアジアに引き続き、みなさん美人です。バニラエアの空の旅、楽しいひと時でした。


最後に降機し、バスを待たせていたので駆け足で降機、バスのドアが閉まる前に降機したバニラエアの機体を1枚。
成田空港は綺麗な青空で晴れています。搭乗してきた機体は折り返しJW805便にて新千歳に向かいます。


バスに乗って到着ロビーへ。第二ターミナルの南側、国内線到着ロビーにパージされます。


15時00分の定刻に対し、到着したのは14時59分。ナイスオンタイムです!
この到着ボードにバニラエアの黄色いロゴがたくさん埋まる日が来ることを願っています。
過去の失敗を繰り返さず、ジェットスター・ジャパンと切磋琢磨し、共に成長してもらいたいですね。

さて、今回の旅行の総括。八重山地方の冬は天気がぐずつき、曇りや雨の日が多いのですが、全ての旅程で概ね晴れており、最高の旅行となりました。
長年の夢であった小浜島にも行くことができ、ジャンボやバニラエアにも搭乗することができ、大満足です。
石垣島からほど近い竹富島や小浜島は回っていますが、石垣島自体はまだあまり回っていません。今度訪れる時は川平湾など有名な景勝地も回ってみたいですね。

…ここの所、搭乗記に力を入れすぎて、1記事作るのに3時間ほどのワーキングになっちゃっています。今年はもうちょっと簡素化しようかしら^^;

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