「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

本日6/10、所属する中央区議会区民文教委員会の質疑とそれに対する区の回答。

2024-06-10 17:03:17 | 教育

 区民文教委員会の私の質疑の概略をお伝えします。

 詳細は、今後出される議事録をご確認ください。


          記

(報告事項)
1,おくやみコーナーでのグリーフケアの視点

小坂:グリーフケアの視点を取り入れることが大事であるが

回答:グリーフケアの視点をもって、事務手続きを行っていく。

小坂要望:必要な場合は、福祉保健分野との連携をお願いします。
      また、「ハンドブック」でも、グリーフケアの情報を今後、盛り込んでください。

 


2,中学生海外体験学習

小坂:晴海西の代表が、晴海中で選ばれている。

   4校から、晴海西中が加わり、5校となったのだから、定員拡大を。

回答:サザーランドの受け入れ側の事情も考慮し、判断。
   今年は、選考が始まった2月には、晴海西中がまだ誕生しておらず、その学区になる子を選出した形。

小坂:受け入れ側が許せば、ぜひ、定員拡大をお願いします。

 

3,いじめの状況

小坂:ネットいじめは、把握しずらいが、対応できているか。

回答:把握しづらいが、情報を得ていく。

小坂:ネットの場合、拡散されていくが、直ちに削除するなど対応できるか。

回答:当事者に削除するなどの手続きで、削除に対応をしていく。


4,月島第三小への特別支援学級開設(晴海中学校内に作る計画から同小学校内へ作る計画へ)

小坂:月島地域での拡大はありがたいことであるが、それとともに、日本橋地域への小中の特別支援学級の開設の検討状況は?

回答:日本橋地域の小学校へ、昨年9月の本委員会でお示ししたように、令和10年に3学級開設する計画であることで進めている。

小坂:晴海中学校での検討とあるが、日本橋中学校でも、新校をつくるのであるから、特別支援学級も計画にいれることはいかがか。

回答:8人で一学級となる。今年度は、銀座中学校では、1年生1人、2年生10人、3年生5人であり、学級構成ができるかなど含め、晴海中学校での開設に向けた検討の中で、児童・生徒の分布をみて、判断していく。

小坂:日本橋地域から遠く通ってくる状況をぜひとも、改善を願う。


(議題)

5,給食での「共食」の実施

小坂:まだ、黒板を向いての給食がなされている学校があると聞く。コロナ前にもどし「共食」を。

区回答:昨年度は、5月の感染症法の位置づけの変更後も、インフルエンザなど流行し、給食をもと戻すのが遅れたのかもしれない。
 現在、教育委員会の考え方は、「コロナ前の元に戻す」というスタンスである。
 ただし、元に戻すとはいえ、「感染症には、配慮する」。

⇒コロナ前の給食、すなわち「共食」に戻していく教育委員会の姿勢を確認。

中央区健康・食育プラン2024
33頁
https://www.city.chuo.lg.jp/a0030/kenkouiryou/kenkou/kenkoushokuikuplan/kenkoushokuikuplan2024.html

6,教育振興基本計画2020の中間のみなおし

小坂:改定のスケジュールは?子どもの意見をどのように聞いて反映させるのか。

回答:教育総合会議で議題にし、中間のみなおしを行っていく。
   
   教師の意見を聞いて、その中に、子どもの意見も反映できていると考える。

小坂:間接的に聞くだけではなく、直接聞くことも取り入れては。
   それが、子ども基本法で自治体に義務付けられている。

回答:子どもの意見を聞いて、多様な意見が出て、収拾がつかなくなるかもしれない。

小坂:第3期子ども・子育て支援事業計画を策定するにあたり、福祉保健部は、子どもの意見を直接聞くことを進めている。
    多様で収拾がつかなくなるというのであれば、聞かないであろう。
   子ども達にも、自身の意見をしっかりと言えると私は信じる。
   ぜひ、子ども意見も直接聞く手法も取り入れることを要望する。

7,晴海西小・中でのPTAの設置

小坂:まだ、PTAが立ち上がっていないと聞くが。

回答:教育委員会としても、PTA連合会としても、PTAが立ち上がることが望ましいと考えるが、自主的にたちあがるものであって、推移を見守っている。
 
8,NEXT GIGA
 
小坂:今回の端末は、来年8月にリースが切れる。機器更新に向けたスケジュールは?

回答:学校長や現場の先生方で構成する「ICT検討委員会」の中で検討を進めていく。
   国も「共同調達」の課題もあり、単独で決められないところもある。


*****時間切れで質問できなかった持ち越しの課題*****

*学校評議員会

 ・公開

 ・議題の事前公開と審議内容の公開

 

*不登校

 ・フリースクールに通う子どもへの月2万円助成
 ・対象者の数
 ・そのフリースクールと学校との連携

*はるみらい

 ・サポーターの集まり具合

 ・運営協議会の開催状況

 ・はるみまつりに向けて、住民と作る取り組み

*小学校4年生柏学園の移動教室 

 ・2泊3日にもどすこと

 

以上

質問原稿:



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