アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

大寒

2013-01-20 16:20:53 | Weblog
 20日は二十四節気の大寒です。暦便覧には「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とあり、一年で最も寒い時にあたります。東京でも先日降った雪が日当たりの悪い所にはまだ残っており、もうこちんこちんに凍りついているためちょっとやそっとでは溶けそうにありません。ただ、皮肉なことに一番寒い日は比較的穏やかな天気の一日でした。上空を覆っていた寒気が幾分北上し、冷たい風も収まったため気温もちょっと高目になったようで、練馬でも9度まで上がりました。とはいえこれでやっと平年並みで、朝は氷点下ですからやはり大寒です。

 とにかくこの冬は寒い。いつもなら咲きだす石神井公園の早咲きの紅梅も今年はまだご覧のようにぽつんと開いているだけ。芳香が漂うまでにはまだ時間がかかりそうです。本来であれば、今が寒さの底ということは、これからはだんだん暖かくなるばかりなのですが、今年はちょっと事情が異なるようです。さっそく、来週には2度も雪が降るかもしれないという予報が出ていますし、長期予報も2月にかけて寒い時期が多いといいます。これまでの統計をみても東京の降雪量の最も多い時期はこれから2月上旬にかけてだそうですから、まだまだ油断はできません。風邪も一向によくなりません。あまりに症状が長引いているので参ってますが、発熱を伴わないインフルエンザなんていうのもあるんでしょうかね?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巳年の冬は寒いそうな

2013-01-10 16:40:57 | Weblog
 寒中だから当たり前といえばそうですが、相変わらず寒い日が続いていますね。今年は年男。だからどうということはなく、いつもの年と同じですがね。先日、テレビを見ていたら何と巳年の冬は寒いんだそうです。過去の統計からいうと、最も寒い干支の年は戌年で次いで寒いのが巳年だそうで、よく覚えてはいませんが5位以降の年と比べると平均で1度以上違うとか。何でそうなのかはわからないそうですが、確かに巳年のスタートは寒い毎日です。北海道では氷点下30度を下回る猛烈な気温が何度も記録されていますが、これも近年では珍しいということです。-20~30度というめっちゃ寒い気温は、かつて北海道・北見市にいたころ経験したことがありますが、あのころはまだ若かったからなんとかなったけど、今ではとても耐えきれないでしょうな。

 梅の名所で知られる世田谷の羽根木公園では梅がほころび始めたという記事がこの前載ってましたし、今日は神奈川県の二宮町の公園は菜の花が満開というニュースが見られましたが、こちら練馬では全くそんな気配はありません。石神井公園の早咲きのの紅梅もちっちゃなつぼみはまだ固く寒そうです。写真はヒガラです。シジュウカラによく似ていますが、ちょっと小さく胸のネクタイがありません。ちょこまかと動き回りピントを合わせるのも一苦労する小鳥ですが、シジュウカラより尾も短くとても可愛らしい鳥です。花が咲くまではこんな小鳥たちを追いかける毎日の散歩になりそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七草粥

2013-01-07 16:33:47 | Weblog
 のんびり過ごした正月も終わり7日は仕事始めという人も多かったでしょうか。また7日は五節句の初めの人日の節句でもあります。この日は七草粥を食べる風習もあることから七草の節句ともいわれます。小宅でも朝は七草粥を食べましたが、みなさんも召し上がりましたか。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これが春の七草でこれらを刻んで塩味の粥にしたものが七草粥ですが、昔から無病息災を願い食したそうです。野菜の少ないこの時期にいろんな効能のある七草を粥にして食べたのはそれなりに理が立ちますが、現代では正月のモチやお節料理を食べ過ぎて疲れた胃腸を一休みさせる役割もあるんだとか。

 昔からといっても何時ごろから食べられるようになったのか、文献を当たってみると室町時代以降のことだそうです。江戸時代には公式な祝日(式日)だった五節句の最初の節句とあって将軍様も食べていたとのことです。でも今の時期に七草がそろうのかとも思えますが、もともと旧暦の1月7日の行事で新暦に対応するのは2月16日だそうですからなんとかなりそうですね。今ではスーパーなどで七草粥セットが売られていますから家庭でも容易に出来ますし、メニューにある食堂もあるようですから独身者でも味わうのに苦がなさそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月と土星のランデブー

2013-01-07 12:57:37 | Weblog
 昨年は金環日食で日本中がフィーバーするなどで、天体現象に興味を持った人が増えたことでしょう。今年も新年早々、金環食のような派手なものではありませんでしたが、天体ショーが見られました。写真は7日午前5時40分ごろの東京の空です。南東の空に輝く三日月と土星のランデブーです。このほかにも写真でいうと右上の方に乙女座の明るい星スピカも見えるのですが、三つを収めると全体が小さくなってしまうので月と土星だけにしました。今年も日本では星空に目を引き付けられそうな天体ショーがいくつかありますので、ぜひ注目してください。

 彗星の接近が二度あります。まず3月、パンスターズ彗星が10日に太陽に最接近するということです。夕方の西の空に尾を引いた彗星が見られそうです。同月中旬からは明け方の北東の空の低い所で、夕方にも北西の空に見えそうです。近年では最も明るい彗星だといいますから楽しみですね。2回目の彗星の接近は11月頃から明け方の東の空に見えるアイソン彗星です。同月27日に太陽をかすめるように近づくので、日中でも太陽のそばで観測できる可能性もあるそうです。もっとも、直接太陽を肉眼で見るのは危険です。その後明け方の東の空に長く尾を引く姿が見られる可能性があるといいますから、こちらの方がほうき星らしくていいですね。もうひとつ、暮れの12月2日には水星が三日月に隠される水星食も見られます。



 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小寒

2013-01-05 16:06:46 | Weblog
 5日は二十四節気の小寒(しょうかん)。この日が寒の入りで節分までを寒の内といい、一年で最も寒い時期です。わざわざ寒の入りなんて言われなくても、これまでも十分に寒かったこの冬ですがこれから大寒にかけてますます厳しい寒さが続くのでしょうか。日本海岸や北日本で続いている大雪は、あの記録的な豪雪で大きな被害をもたらした平成18年豪雪によく似ているといわれています。2005年(平成17年)12月からの翌2006年(平成18年)2月にかけてはほとんど毎日、冬型の気圧配置になり各地で豪雪、強風が続きました。あの時とこの冬が似ているのは、北極海の氷が溶けてその影響で偏西風が南下して大きく蛇行しているため、強い寒気が日本付近に流れ込みやすくなっているためだそうです。

 記録的な寒波は日本だけでなくロシアなどでも死者が出るほどの寒さだそうですが、今が夏の南半球では逆に記録的な熱波に見舞われているといいますから、地球の温暖化は進行しているのかもしれませんね。寒中は一番寒い時期ということは、ここをしのげば後は暖かくなるのですからもうしばらくの辛抱ですね。寒さの中、散歩を続けていると十月桜が寒風に負けずまだ咲いているのを見かけます。そこで駄作を一句。寒中に
ちょっぴり温もり 冬桜。お粗末さまでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする