昨年は金環日食で日本中がフィーバーするなどで、天体現象に興味を持った人が増えたことでしょう。今年も新年早々、金環食のような派手なものではありませんでしたが、天体ショーが見られました。写真は7日午前5時40分ごろの東京の空です。南東の空に輝く三日月と土星のランデブーです。このほかにも写真でいうと右上の方に乙女座の明るい星スピカも見えるのですが、三つを収めると全体が小さくなってしまうので月と土星だけにしました。今年も日本では星空に目を引き付けられそうな天体ショーがいくつかありますので、ぜひ注目してください。
彗星の接近が二度あります。まず3月、パンスターズ彗星が10日に太陽に最接近するということです。夕方の西の空に尾を引いた彗星が見られそうです。同月中旬からは明け方の北東の空の低い所で、夕方にも北西の空に見えそうです。近年では最も明るい彗星だといいますから楽しみですね。2回目の彗星の接近は11月頃から明け方の東の空に見えるアイソン彗星です。同月27日に太陽をかすめるように近づくので、日中でも太陽のそばで観測できる可能性もあるそうです。もっとも、直接太陽を肉眼で見るのは危険です。その後明け方の東の空に長く尾を引く姿が見られる可能性があるといいますから、こちらの方がほうき星らしくていいですね。もうひとつ、暮れの12月2日には水星が三日月に隠される水星食も見られます。
彗星の接近が二度あります。まず3月、パンスターズ彗星が10日に太陽に最接近するということです。夕方の西の空に尾を引いた彗星が見られそうです。同月中旬からは明け方の北東の空の低い所で、夕方にも北西の空に見えそうです。近年では最も明るい彗星だといいますから楽しみですね。2回目の彗星の接近は11月頃から明け方の東の空に見えるアイソン彗星です。同月27日に太陽をかすめるように近づくので、日中でも太陽のそばで観測できる可能性もあるそうです。もっとも、直接太陽を肉眼で見るのは危険です。その後明け方の東の空に長く尾を引く姿が見られる可能性があるといいますから、こちらの方がほうき星らしくていいですね。もうひとつ、暮れの12月2日には水星が三日月に隠される水星食も見られます。