アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

七草粥

2013-01-07 16:33:47 | Weblog
 のんびり過ごした正月も終わり7日は仕事始めという人も多かったでしょうか。また7日は五節句の初めの人日の節句でもあります。この日は七草粥を食べる風習もあることから七草の節句ともいわれます。小宅でも朝は七草粥を食べましたが、みなさんも召し上がりましたか。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これが春の七草でこれらを刻んで塩味の粥にしたものが七草粥ですが、昔から無病息災を願い食したそうです。野菜の少ないこの時期にいろんな効能のある七草を粥にして食べたのはそれなりに理が立ちますが、現代では正月のモチやお節料理を食べ過ぎて疲れた胃腸を一休みさせる役割もあるんだとか。

 昔からといっても何時ごろから食べられるようになったのか、文献を当たってみると室町時代以降のことだそうです。江戸時代には公式な祝日(式日)だった五節句の最初の節句とあって将軍様も食べていたとのことです。でも今の時期に七草がそろうのかとも思えますが、もともと旧暦の1月7日の行事で新暦に対応するのは2月16日だそうですからなんとかなりそうですね。今ではスーパーなどで七草粥セットが売られていますから家庭でも容易に出来ますし、メニューにある食堂もあるようですから独身者でも味わうのに苦がなさそうです。
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月と土星のランデブー

2013-01-07 12:57:37 | Weblog
 昨年は金環日食で日本中がフィーバーするなどで、天体現象に興味を持った人が増えたことでしょう。今年も新年早々、金環食のような派手なものではありませんでしたが、天体ショーが見られました。写真は7日午前5時40分ごろの東京の空です。南東の空に輝く三日月と土星のランデブーです。このほかにも写真でいうと右上の方に乙女座の明るい星スピカも見えるのですが、三つを収めると全体が小さくなってしまうので月と土星だけにしました。今年も日本では星空に目を引き付けられそうな天体ショーがいくつかありますので、ぜひ注目してください。

 彗星の接近が二度あります。まず3月、パンスターズ彗星が10日に太陽に最接近するということです。夕方の西の空に尾を引いた彗星が見られそうです。同月中旬からは明け方の北東の空の低い所で、夕方にも北西の空に見えそうです。近年では最も明るい彗星だといいますから楽しみですね。2回目の彗星の接近は11月頃から明け方の東の空に見えるアイソン彗星です。同月27日に太陽をかすめるように近づくので、日中でも太陽のそばで観測できる可能性もあるそうです。もっとも、直接太陽を肉眼で見るのは危険です。その後明け方の東の空に長く尾を引く姿が見られる可能性があるといいますから、こちらの方がほうき星らしくていいですね。もうひとつ、暮れの12月2日には水星が三日月に隠される水星食も見られます。



 

 
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