東京・新宿区の西武新宿線中井駅を中心に街全体をギャラリーに見立てたイベント、「染めの小道」が17日から始まりました。駅の近くを流れる妙正寺川の川面に染めた反物を張る川のギャラリーや、作家が製作したのれんを商店街の店先に飾る道のギャラリーには午前中から大勢の人たちが訪れにぎわっています。昭和初期から同30年代にかけて、神田川・妙正寺川流域には300を超える染色関連業が集積し、京都、金沢と並ぶ三大産地として知られていたそうです。今でも「落合・仲井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人や作家が集まり、江戸が育てた染めの文化を守っています。
かつて昭和30年代頃までは、川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで染物の水洗いをする光景が見られたといいます。当時の街の記憶を現代に再現させ、落合・仲井を「染めの街」として再び日本や世界に発信し、地域が大切にしてきた価値や環境を体験してもらい、地域の活性化につなげようと企画されたのが「染めの小道」のイベントです。この趣旨に賛同する染色業の方々から寄付された江戸更紗、小紋染めなど、普段あまり目にすることのない色とりどりの反物を川面に張ったのが川のギャラリーです。
駅周辺の商店街の75店舗の軒先には、染色の技術を持つ制作者たちが店と相談しながら染め上げた50本を超えるのれんが飾られ、1軒1軒訪ねながら散歩を楽しめるようになっているのも心配りの行き届いたイベントといえるでしょう。19日までの3日間、染物が中井の街を彩ります。アクセスは西武新宿線、都営大江戸線の中井駅下車すぐです。
かつて昭和30年代頃までは、川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで染物の水洗いをする光景が見られたといいます。当時の街の記憶を現代に再現させ、落合・仲井を「染めの街」として再び日本や世界に発信し、地域が大切にしてきた価値や環境を体験してもらい、地域の活性化につなげようと企画されたのが「染めの小道」のイベントです。この趣旨に賛同する染色業の方々から寄付された江戸更紗、小紋染めなど、普段あまり目にすることのない色とりどりの反物を川面に張ったのが川のギャラリーです。
駅周辺の商店街の75店舗の軒先には、染色の技術を持つ制作者たちが店と相談しながら染め上げた50本を超えるのれんが飾られ、1軒1軒訪ねながら散歩を楽しめるようになっているのも心配りの行き届いたイベントといえるでしょう。19日までの3日間、染物が中井の街を彩ります。アクセスは西武新宿線、都営大江戸線の中井駅下車すぐです。
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