みかん

　週明けの16日もほぼ全国的に良い天気です。冬の前にこうした暖かい天気が続くとありがたいですね。予報を見ても冬の足音はいく分遠ざかっているようですが、そろそろこたつでみかんの季節かな。昭和の頃の冬の定番と言えば、こたつの上にかごに盛られたみかんを食べながらテレビでしたが、近頃はあまり見られなくなったという声もあります。しかし、ある調べではこたつに入るとみかんを食べたくなるという人が3割ほどいるそうですから、まだ捨てたものではない風物詩といえるでしょうか。

　みかんと言えば温暖な地方の産物というのが当たり前ですが、散歩中に木になるみかんを見ました！近くの小さな公園にみかんのプレートの付いた木があり、今年初めて花の咲いているのを見ました。あれだけ花が咲くのだから秋には実が付くと思い、通るたびに見てましたがなかなか見えませんでした。実までは無理かと思っていた矢先、いつの間にかしっかり実っているのに出くわした次第です。店で売っているのよりちょっと大き目に感じました。都内でもみかんの栽培農園があるのは聞いたことがありますが、実際、木になっているのを見るのは初めてです。

　温暖な所で、日当たり、水はけのよいといった条件がミカンの栽培には必要で、寒い所では無理といわれますが、では北限はどのあたりでしょうか。調べてみると近くでは千葉、埼玉、栃木県や新潟の佐渡などで栽培されているようです。個人で栽培ということでは、近年の温暖化などでもう少し北の方でも可能のようです。