波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「あなたは幸せですか?」

2015-07-22 10:33:22 | Weblog
唐突に誰かからこんな質問をされたらあなたは何とこたえますか?平凡だけどその人の人生を左右する大事な言葉として考えられる。ある人は見栄を張って(本当にそう思ってか)「もちろん幸せです」と胸を張る人も居るだろう。しかし、その自信と裏づけは何処にあるのだろうか。それは他人によって違うかもしれないが、資産であったり、権力であったり、健康であったり、何でも思い通りに出来る自由であったり、それぞれが
勝手に考えているものであろうが、それらは本当に幸せの根拠になっているのだろうか。人は生きているのである。生きていると言うことは日々動いていると言うことでもある。それは変化していると言うことでもある。とすれば瞬間、瞬間での幸せは次の瞬間に不幸に繋がることもあると考えなければならないだろう。
極端に言えば常にそれは変化しているともいえる。「禍福はあざなえる縄の如し」とは昔から言われているが、まさにこのことを言っているのかもしれない。
統計的な答えとしてまとめれば(推定)「私は幸せだとは思いません。不幸に生まれたと思っています。」と言うこたえのほうが多いかもしれない。
自分の思い描いた理想図になっていないことで自分を不幸と決め付けている人のほうが
多いのではないだろうか。  しかし良く考えてみよう。
日ごろ口を開けば不平、不満を言いつつも生活は明るくあるがままに受け入れて全てを割り切り生きている人、表面にはその苦労を出さず平気で居る人も大勢居るのである。
それはその人の性格、人生の処し方にもよるが、人生観の違いでもあるだろう。
思うようにならず、どんな境遇に置かれてもそれなりの人生を生きることが出来る人は「幸せ」と口にするかどうかは別として芯からそう考えているのではないだろうか。
しかし、全てが思うようにならず不平と不満に考えてしまうならばそれは「不幸」として残ることだろう。
どんな状況におかれても心に信じぶれない信念を持ち続けることが出来れば、人生は人にはど映ろうと「幸せ」なのである。
であれば、「幸せ」は誰でもなれることを覚えたいと願っている。

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