波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

「 オヨナさんと私」を書き終わって

2010-06-18 09:21:23 | Weblog
昨年の6月から始まって、100回で一応区切りをつけました。最初はある人物を
モラリストとしてイメージして、その人物がこの世にどんな生き方をしていくかを
考えながら、ある意味一人の理想像として考えていた時もありました。しかし書き続けているうちに、それは自分の分身のような思いになり、自分の思いや考えが入るようになりました。結果的には思い描いていた人物になりえず、又その内容も未消化の所も多かったのですが、何とか書き終えたという思いです。

これでブログを書き始めて4年が過ぎました。
一年目は「弁柄からフエライトへ」として、自分の歩いてきた道を整理して見ました。
二年目は「交わりをもった人びと」として主に、成人して社会人としてお付き合いをした
    人を中心に書いてみました。
三年目は「波紋ーひとりの男の死」として、嘗て同じ釜の飯を食べた同僚の不遇の死について    その背景に何があったのか、そして何故、昼間、突然のような死を迎えなければ
    ならなかったのかを書いて見ました。
そして、一年を100回に区切って、まとめることを前提に続ける事が出来ました。
一回に約100人の人がアクセスしてくださっていることが分り、次第に責任を感じるようになりました。といっても特別な事が書けるわけではありません。もともと書くことが好きなだけで始めたことなので、これからも老後の楽しみとして続けていきたいと思っています

次回から「白百合を愛した男」と言う題で、ある一人の人物の生い立ちから死ぬまでの一生を書いていきます。平凡で、目立たず、普通の一人の人物でありながら、一人の人間の生き方として何故か心に残る人物であったと、日を追うごとに思えてなりません。
何が、彼をそのような生き方にさせたのか、彼は何を考えて生きたのか、彼の一生は彼にとって何だったのか。

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