昨夜、練習に行きましょうと植益から連絡があった。
今一津調子が悪いから気乗りしないが、強くなりたい青年の誘いだから、
今朝競技場に向かった。
何時ものように、30周の周回、速度を40kmまでにしてアップ完了。
走り終わると、疲れてると言う植益、俺は調子が戻っ感じだ。
今日の練習には城本さんの弟子2号と3号も参加。
2回目は20周、身体も動き出し植益も速度アップ、弟子2号も足が回ってる、3人の力でラストの5周は高速巡行。
3回目20周回、次は弟子3号の高校生が入るが、走行ラインを真っすぐに走れないし、バックは踏むむから、後ろに居る俺は足を使うし怖かった。
休憩の合間に指導。
真っすぐ走る事、身体の緊張を無くしバックは踏むなと色々と注意した。
そろそろ今日は練習終了かなと思っていると、後20周行きましょうと植益が言うから、しゃーないなと言いながら重い腰を上げた。
それを聞いた弟子2号、足が一杯でキャンセルさせて下さいと言い出した。
横を見ると大学生が居て声をかけるが、ついていけないから無理ですと言う。だからお前は何時までたっても走れ無いんだよと植益が叫ぶ。
回りを見ると弟子3号が突っ立ってる、なんやお前もう帰るんか、準備しろ周回行くぞと声をかけたら、嬉しそうに良いですかと答えた。 勿論だぜ。
弟子3号よ、基礎練習無くして力はつかんのだ、誰でも初めは弱い、練習で強くなるんだ。何の種目でも走しれるように鍛えあげろ。
行くぞ少年と振り返ると(寒いのに一人だけ夏のようなユニホーム)さすが風の子。
残り10周で速度が上がる、弟子3号は切れるだろうと思っていたが、粘っている。(やれば出来る)先頭に出た時の速度も遅くない、それに走りが綺麗になっている。(若いと神経がいい)
ラスト1周の先頭は弟子3号、必死に速度を上げようとする横から俺が先行体制に入る、バックの向かい風で植益が並んできたが簡単には抜かせない、ゴールの直線までもつれこんだがタイヤ1本差で刺された。
今日はこれぐらいで許したろ。