九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

日本のテクノロジー

2013年07月26日 09時10分29秒 | Weblog
世界最高基水準を生み出すテクノロジー、KTC。
会議の合間に焼結冷間鍛造、精密鍛造、熱間鍛造、表面処理,色々と見せていただいた。
工場の中は非常に興味深いものがあり、1日中見ていても飽きない。
車を整備する空間とキャビンネットは、俺達を更に想像お世界とかきたてた。
そこにあったキャビネットも内製。

ピカピカの工具を磨くセラミック、光り輝く鏡面仕上げのレンチ、まさに芸術。
帰る際に頂いた1本だが、使うというより飾るものに等しい。


酸欠

2013年07月24日 22時04分47秒 | Weblog
時差ボケでも無いのにどうも調子が悪い。
自転車に乗ると肩から上に酸素が回らず思考能力が落ち、痺れる。
時間がたつと酸素が回りはじめ普通になるのだが?

中国では何かと遅かったし、食べ物は激辛で標高が高かったから調子が狂ったか?
今日は呼吸は苦しくペダルを踏んでも踏んでも時速13km、前よりましだがきついのに変わりは無い。
小さな坂の上で酸欠、空気が吸えないというか、全身に酸素が回っていない。
さすがに1週間も乗らないときつい。

MONARK

2013年07月24日 15時15分12秒 | Weblog
MONARK運動生理学には欠かせなかったマシーン。
過去このMONARK上で幾度ともなく気を失いかけた事がある、恐怖のマシーンが生き返る。
自転車選手は勿論だが、多くの運動選手の科学的データーがこの機械によって計測されたのでデーターが沢山残っている。
俺自身、多くの日本の研究所や、フランスのルノー科学研究所で海外の選手たちと乗り、研究者に情報を与えた。
あれから何十年、ふとした所の倉庫の奥からMONARKが現れた。
このマシーン、ペダルやクランクの規格が違うために普通に使うのは難しい。
そこで大改造が始まった。
倉庫に来て早数週間、普通のクランクが着くようにしたが、かなり悪戦苦闘した。
これからサドルのポジションが出せるように改造、ここは赤松公房に頼み後は完成を待つのみ。
MONARKが復活するまでもう少し。


激辛

2013年07月22日 09時34分41秒 | Weblog

本場の回鍋肉と日本の回鍋肉とは味が大違いだった。
これが又辛いというか激辛、大汗かいて食べるが美味すぎてガンガン食べてしまう。
でも何日も食べ続けたら口の中が大荒れ。
標高が高く涼しいのに汗かいているのは勿論俺だけだった。
もう一度食べたい。

直前のクラッシュ

2013年07月21日 22時52分41秒 | Weblog
インターハイ団体追い抜き連覇がかかる和歌山北高校に赤信号。
直前前の練習で団抜きメンバー全員が落車、一人は救急車で運ばれた。
一応大事には至らなかったが、多くの機材が壊れ、選手のダメージも大きい。
毎年この時期に起こる落車事故、今回この危機を乗り越える事が出来るのだろうか?
怪我をして走れない選手抜きでの練習が続くなか、試験走行が終わり選手に近づく俺とミイラのような包帯ぐるぐる巻きの選手と目があった。
その目は俺に何かを訴えている、、、、立ち止まり何だと聞いたら、何もありませんと答えた。
そんなわけ無いだろう?何十年も競技経験がある俺の目はごまかされんぞ。
何だ走りたんだろと聞くと、ハイと答えた。
気持ちはわかるが、まだ早い、痛んだ身体は今怪我を直そうと必死になっている。
本番までにを治して復帰するしかない、治らなければ正選手から外れ控えの選手で挑むしかない。
それが勝負の世界だ。
もしこれで負けたらしょうがない、だが残されたメンバーで可能性がある限り最高速で走りぬくのに変わりはない。
指導は勝つためだけでは無い、将来どんな逆境にぶちあたっても、その壁を乗り越えていくように先生達は指導していくのだ。
思い出せ、1年生の時のインターハイを、そして2年生の時、俺との約束を果たし優勝した事を、その時俺は何と言ったか?
そこに重大な答えがある、4人でその答えを見つけ出せ。
お前たちにはそれが出来ると信じている。

くい省

2013年07月21日 10時08分02秒 | Weblog

四川省のとなり、くい省。中国では貧乏な省だそうだ。
マンションの価格も都会の4分の1ほど

町を歩くとそんなに貧しそうには見えない、巨大なマンションは中国一で、マンション自体が巨大な村となっているとの事だ。
しらない街をうろついていると昔と今の風景が重なり合う場所を見つけた。
都会から外れると本当に住むのかと思われるマンションが建設ラッシュ、大勢の作業員が朝から晩までフル稼働。
砂煙であたりはほこりっほいなか、男も女も重い荷物を運ぶ、とにかく働く労働者の多いのに驚かされる。





帰国できた

2013年07月19日 23時06分20秒 | Weblog
早朝に空港に向かうと、昨夜の熱帯低気圧が影響して飛行機が飛ばない?
飛ぶ、飛ばないのやり取り、一度飛行機の到着地を変更して上海に向かおうとしたが、断念する。
それから26番搭乗口で7時間も掲示板を見ていると、やっぱり登場ゲートが変更された。「今までの経験で」
あわててゲート29に向かうと、もうバスは満杯で知らないのは外国人のみだ。
やっと飛行機に乗れたと思うと、機内で1時間30分待つことになる、エンジントラブルで地上で止まったまま機内食。
飛ばない飛行機で機内食は初めてだ。
こうして何とか経由地の上海に到着したが、勿論乗るはずの飛行機は空の上でどうしようも無い。
乗り換え案内を見ていると日本のパスポートに反応し話しかけられた。
ここから日本の方と行動を共にして日本帰国を目指す。
今日中に日本に帰れたらいいですねと言いながら、カウンターで悪戦苦闘。
何とか飛行機には乗れそうだが、荷物は間に合いませんと地上係員。
とりあえず荷物はいい、待ってられんと急いでチエックイン。
2人で何とか搭乗成功したが、もう一人の日本人は同じ便には乗れなかった。
実に13時間かかって帰国成功。
改めて思うがやっぱり日本は良いね、荷物は後日届くそうだが、まだ油断はならない。

ここ数日

2013年07月14日 12時46分39秒 | Weblog
数日前練習をさせていると、俺が熱中症気味になった。
日影が無い道路で水が無くなり、坂に入るとふらふら。
何とか自動販売機で水分補給し、残り1時間。
昔は暑かろうが関係なく長距離をガンガン行ってたが、今は肉布団と歳のせいで体内温度が上がりっぱなしだ。
元々へマトクリットが高い俺の血液は暴飲暴食もかさなり高値。
UCIのレースだと完全にアウトだろう。
でもなぜかビールの量は減った?病気か?と思うより運動量が減っているのが原因、もう少し運動せねばと思う毎日。
もうすぐ更に暑い中国に旅立ち、ここでは5スターのホテルは快適、日本のホテルよりずいぶん綺麗、でも一度外に出るとそこは地獄。
行きつくしたホテルの食事はもう飽きたし、新たなホテルのメニューはあるのか?
それよりも質素な食事がしたい、そんな俺の心読んでくれよ。
早寝、早起き、とはいかないだろうな?

雲南省の隣に行きましょう、UCIのレースチンハイもやってます、行きますか?遠すぎだろ、ずいぶん田舎らしい、でも中国の奥地に行きたいと言ってましたよね?うん。
暑いから北のほうが良かったんじゃ?標高が高いです。
言った事ある?どんなところ?初めて行きます、しゃ行こうか。
その前に仕事はどうなってる?大丈夫です?一気に済ませる準備整ってます。
地図で見ると飛行機で半日以上はかかるだろ、遠すぎ。
でも行くしかない。

その前に工場で熱い打ち合わせが待っている、今回は何社行かなければいけないのだろうか?