九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

護摩壇山まで上った

2020年06月11日 08時30分17秒 | Weblog

右の少年67kg、左の青年68kg、オッサンは72kgデコボココンビで近畿の屋根、護摩壇山に練習で上った。

脚が重かろうがキツカろうが、レベルに関係なく俺達の練習は根性練習で、目的は達成する。

(食い物と水があれば走る)

左のオレンジの青年、個人追い抜き、チームパーシュートのチヤピオンは、歯止めが効かない人間バイクぺーサーで引きまくる、(頭のネジ飛んでる)

高校時代の練習で燃え尽き日大に進学するも今ひとつだった。それが最近俺が走ってるの知って一緒に走り始めるとメキメキと復活を遂げていく(今一番楽しいらしい)

長年森口を指導してきたが、今が一番強いだろう。(何時でも日本チャンピオントラックで狙えるレベル)

右の少年、1年生の時鎖骨を折り、昨年は俺と少し走り始めた頃、俺が怪我してほったらかしになった練習運の無い奴。

今年はコロナで練習不足になるも、引きこもり練習で力をつけてきた。(山の頂上にある畑に自転車で手伝いにいってたらしい)

それぐらいの練習だと、森口の引きで後方に吹っ飛んでいく。

俺は昨年の10月から森口のトラック練習で鍛え上げたから、ちょっとはマシ。(練習は嘘つかない)

少年も俺も、切れてもアシストする車によって復帰するが、これが生き地獄、何度死んでも先頭が辞めない限り苦しみから逃れられない。

3人衆で一番弱い少年は練習を絶対休まない、ちょっと強くなったから何時も嬉しそう。(もう一人居たが脱落した)

少年と俺との対決。

坂の力、短い坂はオッサンがパワーで押し切れるが、長くて勾配がキツイと力の差はほとんどない。

何度も少年に負けそうになるが、根性でねじ伏せて、現在9勝1敗で俺の勝ちだ。

一見根性論に見える俺達。

実は結構楽しんでる。

朝起きると鉛のように重い身体が、走り始めると結構動きだし脚は軽い。

気が付けば強くなるのが、実感できる。

回復力が早い青年と少年。

毎日のように走りたがる。あー雨が降らないなか、そしたら練習休むぞと言えるのに、、、と思うのは俺だけ。

このままだと、こいつらに殺されるか、強くなって楽するかの選択肢しかない。

高野山の護摩壇山。

ここに行くにはいくつもの選択肢がある、恐ろしくキツイ峠を何本も越えるか、普通に上るのか、それでも高野山から護摩壇山の頂上までは1時間以上かかるし紀ノ川からだろ、優に2時間以上は上る。

それもTTだから涎まみれでフラフラ。

もう走りたくない。

ここから下界まで約60km、車で帰るぞと言うと全員賛成。

森口30km地点で下ろす。(ここから下り基調で和歌山市のほうまで自走)

俺と少年は更に紀ノ川の下界まで下り、ここで少年は家路に帰宅。

俺は心が折れてしまい、紀見峠を越えて帰る元気がないから、家まで車で送ってもらった。

紀見峠は大阪と和歌山の県境で数百メートルのなんてことない峠。

でも、何度も時速10kmをきり、ふらふらになる魔の峠なのだ。

 

 

 

 

 

 


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