九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

アジア選手権MTB

2007年07月31日 06時27分38秒 | Weblog
今からオリンピックの枠取りに中国に行ってきます。
中国のMTBのレベルは非常に高く、特に女子は世界に通用する。
男子は差ほどでも無いが、日本のレベルが低く昨年はボロ負け。
その教訓をどこまで受け止めて、今年のアジア選手権に向けてきているか見ものだ。
もし昨年と同じであるようなら、イベントライダーを減らし、競技選手として戦える選手のみを選別するしかないだろう。
結果は8月3日。

又太りだした

2007年07月30日 22時24分29秒 | Weblog
メタボリック化した腹がきつい。
自転車に乗る事が少なくなると一気に太る。
なんせ食欲はぜんぜん衰えず、ビールの量も暑さとともに増えていくからしょうがないか?
カナダから帰ってきて家から出ないために、朝から寝るまで水のようにビールを飲んだのが良くなかった。お陰で胃の調子も良くないが辞められない。
一種のアル中?
そういばだいぶ前になるが、平日の昼間に娘の友達が来て、おっちゃんアル中と聞かれた事が有る。
何でと聞くと、昼間から皆で酒を飲んでいるからだとか、世間一般と違い、平日が休みなんだよ。
練習をやらなくなってからだいぶ酒の量は減ったけど、暑いとビールは美味い。
時間帯によってベルギービールと日本のビールを飲みわけているけど飲む量が増え
ると一日の酒代も膨大な金額になる。
金は減るがメタボリック化した腹は大きくなる。
どうせ明日から中国だし、酒も飲めないだろうから今のうちに飲んでおこう。

焼酎

2007年07月30日 15時51分42秒 | Weblog
魏志倭人伝に一支国として紹介された麦焼酎の国から頂いた古酒瓶〔相当古い〕
これに酒を入れて熟成させることを考えたのが数年前。
埋める場所を考えついでにリホーム、しかしアヤ姉は大激怒。俺は満足。
あれから準備のみで酒を入れては無かった。
このところ強烈な時差で寝れない、その為に夜中せっせと作業を進め昨日の夜に焼酎仕込む、約20ℓの酒は古酒と若い酒のブレンド、後10ℓは入りそうなので今度古酒を入れブレンドする予定だ。
さー熟成瓶はどんな味を出すのか今から楽しみだ。
古来一支国の酒、クラブキングで8月中旬に試飲。

日本代表の高校生

2007年07月29日 05時19分56秒 | Weblog
高校生は世界共通というか、柄がでかい海外の選手も日本の選手と同じぐらいシャイだった。
ラビテビに参加している選手で、お前年齢ごまかしているだろうと言うようなデカイ奴からキナンジュニア出身の小さなスプリンター野口までさまざま。
その参加選手たちの力もさまざまでアメリカや、カナダのクラブチームから国の代表チームまでが特色を出していた。
弱いチームほど騒ぎまくり、をただ楽しんできる雰囲気でチームプレーはプロ並みだが足が伴って居ない。
見ていると練習も不規則でほとんど練習も無し。アメリカやニュージーランドは見ていて戦いに来ているという雰囲気を出しまくっている、レースの前も監督を囲みレースの注意事項に耳を傾けている、ここで弱いチームは車のホーンを鳴らし暇つぶし。アメリカのメカが注意しても指を立てて無視。
そんな中もあり、日本チームの礼儀正しさが目に光る、まるで軍隊?俺らも高校時代は同じだった、あれから何十年、今でも強い高校ではあたりまえのように行なわれている礼儀。
そのすがすがしい光景は今の学校教育にはほとんど無くなっている、時に台湾でキナンチームの礼儀の正しさがある雑誌に紹介されたことを思い出した。
会社の社長が俺になぜあんなに礼儀正しいのですか、自分の会社の人間も変えることが可能ですかと質問された事がある。
今回高校の先生と生徒と遠征に行って色々と勉強させられた。戦う前の緊張感が漂う中徐々にその場の雰囲気になれ、パンクや落車で遅れたり力が足りず千切れても、最後まであきらめない日本の高校生は素晴らしい。
日本の代表で来ているという自覚もあるのだろう、大人しい奴から積極的に話してくる奴、レースでも待つタイプから攻める奴と色々な選手が今回は居た。
先生が怖い奈良の高校生は生徒も自覚がありリーダーシップを取りまくっていた。〔俺も登録は高校卒業後から奈良県、ほんの少しだけ神奈川もあったが〕
俺の生まれは九州だ、そして大分から2名が参加、くりくり坊主頭でまさしく田舎の高校生という雰囲気丸出し。
この2名は時代をトリップして現れたようだった。
お前ら何時の時代から来たんだ、九州国は今でもこんな若者が居るのか?
先生たちの前で背筋を伸ばし、目をそらさず姿勢がぶれない、返事も短く力強い、
でも廊下や自転車の前では恥ずかしそうに話す姿が印象的だった。
ここ高校生と又合う日を楽しみにしている。

調子に乗って2日目

2007年07月28日 17時19分58秒 | Weblog
自転車に乗って2日目。調子に乗ってサイクリングロードを快走、その後グリーンロードに向かう。
坂が現れると弱った筋力と心配機能が悲鳴をあげる。
何でこんあ事しているのか?選手でもないし、目標も無いのに。
照るつける太陽で速度は更に落ちふらふら状態、そういえばつい最近まで寒いカナダにいたんだ、雨が降れば手がかじかむほどだったのに、いきなり灼熱は辛いよな。
そうだ、時差もあることだし、どうにでもなれと冷たいビールに早朝から手を出す。これで気持ちよく寝るぞ、数本飲んだところで余計目がさえ寝るのを断念。
机に座るとそこにはカレンダーが目の前に、そうだ昨日の夕方もうろうとして寝ているときにフランスから電話が来て、その直後イタリアにいる沖から世界選手権前の調整のことで電話があった事を思いだした。
世界選手権前にヨーロッパで練習の相手をしてほしいとの事、そんな重大な事。
その為には練習を始めないと一緒に走るなど不可能じゃないか?
31日から中国でアジアMTB、練習の時間が限られるじゃないか、俺の頭の中はもう走れるようになる為にはと計画のみが頭をよぎる。
チキンラーメン法?気温が高すぎる。この時差を利用して得意の夜連?それとも高校生を使い一気に変身法。
とりあえず酒でも飲んで考えるか?
それにしても走れないと自転車は面白くないね、走れないので色々と違った視線から競技を見るようになってきているのはいいけど。
現在走れない選手がなぜ走れないのか、又どの筋肉をどのように使っているのか研究中、ここ数ヶ月で多くのサンプルを採集したのでこの冬が楽しみ。


時差

2007年07月27日 04時14分26秒 | Weblog
カナダとの時差13時間で体内時計が完全に狂っている。
昨日は昼間も寝ないようにしていたが、頭の中は半分眠っていた。
一応昨夜は眠くはなったが、熟睡できず、もう目が覚める。
このままだと31日からの中国遠征がきつくなりそうだ。
それにしても遠征が続き自転車が乗れない、お陰で又3KG増し。
今日は軽く走りに行くか?

酒消毒

2007年07月27日 00時32分10秒 | Weblog
ラビテビの期間中、一度だけレストランでの食事があった。
そこは洒落たレストランだがもちろんバイキングだ。
だされたのは鶏肉、口に入れた瞬間、やわらかいし美味いじゃないか。
鶏肉でこれほどに柔らかいとさすがに美味い、日本で半生の鶏肉の刺身を食べた時を思い出した。
そして先生たちにこの肉柔らかいですねと言いながら肉を見ると、中はピンク色、少しやばいかなと思ったがこのような料理だろうと食べてしまう。
それから7時間後腹痛で目が覚めた。
トイレに行くと早朝からトイレに入っている奴が多いが気には留めず、なぜ腹が痛いのかをひたすら考える。
同じ部屋の先生たちは、何事も無く縛睡。
皆同じものを食べているのに腹痛が起こるのは昨夜の鶏肉?
腹痛は何とか治まり2度寝、お陰で貴重な睡眠を奪われた俺は睡眠不足。
そして先生達に早朝の話をすると、冷房で腹が冷えたのだろうと軽く、俺もそう思う。朝食後の練習前に、大会スタッフが来て、昨夜多くの選手が腹痛で大変だったんだ。日本チームは大丈夫とさりげない表情で聞いてきた。
まさか昨夜の鶏肉?どうもそのようだ。
腹痛がある人は大会の医務室で薬を貰ってくれだと、軽く言うね。
そこで選手に聞いたら12人中10人が腹痛で寝れなかったという、でも軽症。
だがここでなぜ先生たちスタッフは大丈夫だったのだろう?
酒だ、昨夜車の運転で疲れていた俺はビールを1本しか飲んでいなかった、先生達は時差を解消するべくワインを大量摂取していたのだ。
そのアルコールが消毒、その他の国のスタッフもVIPルームで酒を飲んだ人だけが腹痛を起こしていなかった。
アジアの食事の時は必ず飲む高濃度の酒も、西洋件では大丈夫だろうと思っていた俺が甘かった。これからはウイスキー持参だ。
それにしても選手が軽症で良かった。



ツールドラビテビ

2007年07月26日 12時31分01秒 | Weblog
今年で10回日本チームは参加。
そして今年は体制が違い勝負にでた。高校選抜チームは将来を見越した2年生で編成されている、そしてナショナルチームは3年生が主体で勝ちを狙う。
ジュニアチームは俺の管轄では無いが、今回急遽監督として帯同する事になった。
数人の選手は面識があるが、ほとんどの選手の走りも能力もわからないままに。
レース直前の調整で皆の走りをこの足で確認、どのように戦うかを決める、前半戦エースを待たせTTに備えその他のメンバーで前半戦を戦うがエリートのようには行かない、そんな中、キナンジュニア出身の野口が逃げのグリープに乗り4位と健闘、これでナショナルチームにも火がついた。
日本チーム団で動ける選手は数人だが確実に相手を消耗させていく、そして5ステージで遂に先頭グループにエースを含む2名を送り込むことに成功、坂を先頭付近で登ってきた吉田がゴールを決め優勝、最終日には日本チームの攻撃が止まらず、またしても2名の逃げに成功、最後は窪木が独走で最終ステージを飾る。
今回の遠征は海外のナショナルチームを相手に日本初の優勝、それも2ステージでだ、高校選抜チームも4位入賞、今後の展望が見えてきた。
そして俺が帯同したレース全てにおいて優勝もしくは入賞を果たす事ができて良かった。今後この若き戦士達が戦えるような土壌を作らなければならい。
その為には高校の組織からか変えていかねばならないだろう、又俺はジュ二ア担当ではないから何もできないが、できだけジュ二アにも力を貸していきたい。

カナダより帰国

2007年07月26日 00時10分30秒 | Weblog
移動が長い。
バルドールを早朝5時にバスで出発してモントリオールに夕方到着、ホテルに向かい夕食を取りに暴走タクシーでダウンタウンに向かった。
レースのみでカナダの町並みも見ていない高校生諸君は、珍しい外国の町をはいかいしてレースの疲れを癒ながら、お土産を買いまくっている。
その後余り美味しくない食事を食べ、暴走タクシーでホテルに帰宅後、帯同された先生たちの熱い語らいで寝たのは2時。お陰で寝過ごした。嵐のような勢いで身支度をして6時のバスで空港に向かう、ここで難儀なチェックインをすませゲートに突入するが、高校生はてんでんばらばらで添乗員の苦労が身にしみる。
又ここで小学生のような奴が現れた。先生トイレ、顔色が青いもらす寸前だがここにはトイレが無い、慌てた先生がトイレまで帯同したおかげで漏らす事だけは免れた。
このモントリオール空港で2時間待機でデトロイト。ここで暇な5時間を過ごし、ついに2000円のうどんに手を出す選手が現れるがその気持ちわかる。高校生よりお金が無いスタッフも遂に1000円のそばを食べてしまう、味はこれまで凄い味付けのものばかり食べて居たので、とりあえず美味い。

午後3時日本行きのNW航空に乗り込み日本に向けて出発。寝ていく作戦で45度のジンを機内に持ち込み、飲む始めるが半分飲んだ所で所持していたメカが添乗員に発覚して没収。残念無念。
酔いは一向に回らず、スタッフ全員目がギンギン。
でも日本人添乗員がギフト券を持ってきてくれて、何とかアルコールを飲むが寝れない。
アラスカ上空を飛んで12時間後に成田到着、ここで一度解散したが2名の九州組みが行方しれず、日本語が通じるのでほっといたらJALのカウンターに遅れて現れた。無事に九州にたどりつけただろうか?
俺ら関西組みはここで1時20分待機、大阪便に乗り込む。今度は飛行機の遅れで1時間待機、大阪についたのが9時だった。
それにしてもカナダのバルドールは遠い、なんと大阪に帰国まで2日半もかかってしまった。
学校の先生も明日は教壇に立つ、時差ぼけでこれからがきつくなるぞ。