自転車に乗らなくなって数ヶ月、勿論運動不足で血液ドロドロ。
そこで少し高校生と走ることにした。コースは2kmの平地と6kmの登り。
スタート直後に腹がつかえて苦しいと思ったのも束の間、呼吸が荒れてきた。
そのまま坂に突入、当然即離れてマイペース。
後方から来た集団に飛びつくも5秒と持たずちぎれる。
気を取り直して登っていると心臓が突然動き出し速度アップ、何と1回目の頂上で九度山に追いついた。
しかし下りは登りより苦しい、強制的に足は一応回るのだが心臓が限界に達し呼吸も吸えない状態、
目の前が暗くなり酸欠、これ以上は無理とクラウチングスタイルを取る、体重78kgはニュートンの法則によりまさに落ちていく。
デブ有利だが、デブっているから空気抵抗も大きい、これが邪魔して中々つまらない、ゴールまで2kmでCLOTHブラザーをキャッチ。
とにかくここで体力温存、前には祭り男と九度山、一定の間隔は全然つまらないどころか、CLOTHがビビリまくり後ろに着いていて怖い。
でもここで前に出ると失速するからひたすら我慢、そして賭けに出た。
ゴールは近いぞと言った途端に急加速、ゴール勝負の準備に入った。
前の二人を見る限り力は残っていないと判断して、CLOTHの後方待機で一気に踏み出し並び粘り勝ち。
ゴール後は気分が悪いというか内臓脂肪が苦しい、それと同時に汗が目に入り痛い。
どんだけ悪いもん溜め込んでいる、余りの痛さにここでリタイヤ。
休憩所で白メガネの自転車を見ると溶接箇所にヒビが入っている、このまま走らせると危険なので自転車を交換。
余りの重量差に頭フラフラの白メガネ、こんな力持っていた?
つごの日にも頭フラフラの白メガネ、朝からちぎれまくり。
それが擬似連になると潜在能力発揮、実は意外と強い、最後まで先頭で走りきるではないか?
車を止め振り向ことゲロしまくり、よほど追い込んだんだな。
そして帰宅するとそのまま体調を壊し寝込んだ。
体調が悪い時は悪いといいなさい、でも白メガネの本来の強さ見れて良かった。
強くなる為に変身しなさい。