九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

血液ドロドロの俺と白メガネ

2013年12月31日 10時30分03秒 | Weblog

自転車に乗らなくなって数ヶ月、勿論運動不足で血液ドロドロ。

そこで少し高校生と走ることにした。コースは2kmの平地と6kmの登り。

スタート直後に腹がつかえて苦しいと思ったのも束の間、呼吸が荒れてきた。

そのまま坂に突入、当然即離れてマイペース。

後方から来た集団に飛びつくも5秒と持たずちぎれる。

気を取り直して登っていると心臓が突然動き出し速度アップ、何と1回目の頂上で九度山に追いついた。

しかし下りは登りより苦しい、強制的に足は一応回るのだが心臓が限界に達し呼吸も吸えない状態、

目の前が暗くなり酸欠、これ以上は無理とクラウチングスタイルを取る、体重78kgはニュートンの法則によりまさに落ちていく。

デブ有利だが、デブっているから空気抵抗も大きい、これが邪魔して中々つまらない、ゴールまで2kmでCLOTHブラザーをキャッチ。

とにかくここで体力温存、前には祭り男と九度山、一定の間隔は全然つまらないどころか、CLOTHがビビリまくり後ろに着いていて怖い。

でもここで前に出ると失速するからひたすら我慢、そして賭けに出た。

ゴールは近いぞと言った途端に急加速、ゴール勝負の準備に入った。

前の二人を見る限り力は残っていないと判断して、CLOTHの後方待機で一気に踏み出し並び粘り勝ち。

ゴール後は気分が悪いというか内臓脂肪が苦しい、それと同時に汗が目に入り痛い。

どんだけ悪いもん溜め込んでいる、余りの痛さにここでリタイヤ。

休憩所で白メガネの自転車を見ると溶接箇所にヒビが入っている、このまま走らせると危険なので自転車を交換。

余りの重量差に頭フラフラの白メガネ、こんな力持っていた?

つごの日にも頭フラフラの白メガネ、朝からちぎれまくり。

それが擬似連になると潜在能力発揮、実は意外と強い、最後まで先頭で走りきるではないか?

車を止め振り向ことゲロしまくり、よほど追い込んだんだな。

そして帰宅するとそのまま体調を壊し寝込んだ。

体調が悪い時は悪いといいなさい、でも白メガネの本来の強さ見れて良かった。

強くなる為に変身しなさい。

 

 


チームZOO少年団の巻

2013年12月27日 17時14分25秒 | Weblog

マコンデ族のカリント、マサイ族のポッキーの真剣勝負。

笑顔のカリント、茂みの中から獲物を狙う目つきのポッキー。

最後の練習はこの二人の対決。

先行していたエリート選手は平均ペースで帰っていく、その後方30秒後ろから二人の闘いは始まった。

更に後ろからは和歌山少年団が3人で先頭交替、無常にも追いかける体制。

追いつかれて負ければ更に練習の距離が伸びるから必死で逃げる二人、ここは協力体制をとっている。

豪快なスピードで追い抜かれたエリート集団に異変。カリントとポッキーのタイマンレースをやっているとも知らず、

一瞬後ろをふりかえり状況確認、少年団までが1列に伸びているのを見て豪快な追撃が始まった。

予想外の展開はもう止められないのでほっておく。

青年組はもう練習は終わっているはずなのにアタックの繰り返し。

これに耐え切れず小さな、小さな、小さな登りでかりんとが一瞬遅れる。

安心したポッキーはエリートの後ろで休んでいる、エリートも平均ペースに落ち着いている。

何やっているんだ、ポッキーは練習だろ、TTだ、逃げろ、逃げ切れと指示。

これを聞き後方からアタックすると、またしてもエリートが追撃、そして攻撃。

もうこうなればポッキーと、かりんと二人の闘いではなくなった。

元々力が余りにも違いすぎるので何度も切れるのは当然、それでも必死にポッキーは食らいつく。

そんな力あるんだったらレースも強いはずだ?でもレースは今ひとつらしいと言うか俺は見たことが無い。

信じられん?でもこれが高校生だ。

化けるかもしれんぞ、TTチャンピオンも2年前は同じだったしな。

ここで生まれかられるかはお前次第だ?蛇のように脱皮していけ、弱い心は大海原に捨てていけ。

これが潜在能力と言わんばかり、ここからが凄かった。

追い抜きチャンピオンを標的に捉え追撃し始めた。

マングース対ハブ、その差10秒、ゴールまでの距離2km。

追いつくの無理かなと思いながら最後まで無線で誘導が続く、近寄ると鼓動が聴こえてくる勢い。

目の前にいるが高速域が高く、緩やかな下りで離れていく。

最後のコーナーを曲がれば残り電柱4本の距離。

ここが最後のチャンス。

ギヤを落として踏み切れ、すると更に加速してTTチャンピオンを抜き去った。

何と3番目でゴール、やればできるじゃないか。

その数分後悔しーと叫びながらボロ雑巾のようになったかりんとが漂着した。

今日の事は忘れるな、二人共良く頑張った。

その後目を疑う光景が、短距離が得意なサウスがボーイズの中で先頭?

79歳の爺さんに負けたサウスは進化を遂げた。

まさに進化論。

 

 

 

 

 


チームZOO

2013年12月27日 12時04分36秒 | Weblog

ドラマは後半に訪れた。

マコンデ族のカリントが1年生3人と対決した。

しかし運のない奴、ちぎってもちぎっても信号で停止、捕まってしまう。

中盤、後方にだんじりを従える、この祭り男、潜在能力が高く強敵かと思ったが何と振り切り独走態勢に持ち込んだ。

ここからローリング走行、見ていると目が回ってくる、でも速度は落ないどころか速い?フラフラと左端に寄るとそのまま側溝に落ちそう?

落ちそうになると右に寄る、お陰で俺の首はカチカチ、(肩こり)

最後の小さな坂も一気に駆け上がり数分引き離して大勝利。見ていて非常に良かった。

 かりんとは今回の練習で後ろを振り向くと1回250円の罰金が科せられた。2日目以降は350円と加算される。

そして注意されたにもかかわらず振り向く落ち着きのなさ。

という事で合計2750円でした。

練習で支払いなさい。

何時も笑顔のカリント、足隠してるだろ?もっと走りなさい。

続く。

 


ロシア語の専門書

2013年12月19日 19時19分24秒 | Weblog

3年前にロシア科学アカデミーから送られてきた専門書2冊。

写真とタイム、方程式以外はちんぷんかんぷん。

大体ロシア語は単語を数個知っているだけで文字は検討もつかない。

どうやって読む?

それにしてもコーチのユーリーは年だったから元気だろうか?

 

 

 


今日2

2013年12月15日 19時48分00秒 | Weblog

今日も高野街道を突き進む。

3年生がいなくなると団体追い抜きのレベルが一気に落ちる。

残された選手はこれから春の選抜までに何ができるか?

そこで1年生の成長は確実なものになっているのが嬉しい。

祭り男のだんじり、爺さんに負けたサウス。

今日も中々いい走りを見せた。

スプリンターでは無く、何でもこなせるオールラウンダーの誕生が見れるか?


今日

2013年12月14日 22時11分11秒 | Weblog

九州から帰って和歌山に出向いたが気温7度。

高野街道を突き進むと気温は更に下がり1度。

途中寒さで一人動けなくなりリタイヤ。

高校生は元気で数ヶ月前より強くなっている。

80歳の爺さんに負けた南はかなり強くなっている。

多分今度は負けないだろう?

正平は4年かかって頭の揺れを止めた。

後ろから見て強くなったなと感心する、これも先生のお陰だ。

隼人も森口も強さを維持できているからこれからの練習が重要になるだろう。

じゃまた明日。

 


ラーメン

2013年12月14日 21時59分51秒 | Weblog

車飛ばして九州に着いたのは早朝3時。

そのまま久留米の屋台に参上するが屋台は終了。

即Uターンして丸星ラーメン、3分で食べて帰宅。

少し寝て9時には激痛に耐えながら腰と背中を吉良に揉んでもらった。

勿論、帰宅途中に久留米ラーメン、そして家に帰ったが即ちゃんぽん屋。

完食してから博多港、玄界灘の荒波、荒波、でも即寝たので揺れたのは気がつかなかった。

 

 


久しぶり

2013年12月09日 12時52分06秒 | Weblog

サイクルワールドに行くと、選手時代に俺のマシーンの面倒を見てくれていた仁木君と久しぶりに会った。

この優秀なメカのお陰で数々のタイトルを取った事を思い出した。

仁木メカは自転車の整備意外にも補給やタイム差などの雑用もこなしていたから、本当に感謝。

そのメカと長話し3時時間、時代は変わったものだと感心した。

ついでにラーメン、俺は硬麺で、仁木君は生麺、、、、、、

そんな食べ方あったか?

DHバーの持ち手作っといて。

 

 


イランの教え子たち

2013年12月08日 09時43分16秒 | Weblog

 

 イランの雑誌の一面が自転車仲間の中で話題になってるらしい。

場所はカズミン郊外、暖かそうに見えるが気温-20度C。でも皆元気で寒さをもろともしない、俺は体カチカチ。

練習が終わった後、部屋にいくと非常に暖かく半袖で過ごせる、そこで飲むお茶とピスタチオは非常に美味しかった。

数日後、この場所で雪が降り始めた思った瞬間に視界がなくなった。

何とか車に避難し人数確認、急いで帰路につく為に坂を登るが、雪でスリップして中々動かない。そこで皆で協力して何とか坂を登りきった。

後ろを見ると一緒に居たはずの救急車見当たらない早くしないと雪に埋もれるために歩いて助けにいく。

マイナス20度で空気が薄い、選手は防寒着も着ていない、でも元気というか強い。

この時アーリア人の末裔の強さを見た気がする。

又行くからな、その時ははちみつとピスタチオ頼むぜ。

 

 

 


森幸春師匠の店に行ってきました。

2013年12月04日 16時22分03秒 | Weblog

 

森師匠が横浜で自転車店を営んでおられるので、ふらりと行ってきた。

相変わらず師匠は自転車が好きというか、話す内容が奥深くわかりやすい。

何十年も闘いぬいた先輩として尊敬する。

そこで最近、店長レースという聞きなれないレースに出たと言われた。

ということは練習してる?

やばい負けると感じるのは生理的反応?選手じゃないからあせる必要は無い。

そういえば数年前一緒に三浦半島走った事がある。

あの時ガンガン先頭を引いてた森さんは現役時代そのものだった。

たしかあの年に俺は沖縄で優勝したけど、もし森さんが参加していたらと思うとゾッとする。

森師匠は現役引退を表明していない、だから弟子の俺が引退するわけにはいかない。

でもこれからは師匠のように自然体で自転車に乗ろう。

師匠スイス行きましょう、フルフトレック、サーレック、フルカパスが呼んでますよ。

あの当時より氷河が無くなり、昔とは景色が大違いです。

最近アイガーとマッターホルンに行ってきましたが、駅が新しくなり日本語でアナウンスしてました。

時代は流れていること実感しましたが、頂上は変わりませんでした。

イランのオリンピックセンターに飾られた1枚の写真。

俺の師匠で先生だとイランの選手の前で力説しました。